現地時間5月14日に開催されたFAカップの決勝で、4冠の可能性を残すリバプールが、チェルシーとウェンブリーで対戦。PK戦にもつれ込む激闘を制して、リーグカップに続く今季2つ目のタイトルを手にした。
ただ、気掛かりなのが、攻守の要の負傷だ。エースのモハメド・サラーは鼠径部を痛めて33分に途中交代。ディフェンスリーダーのCBフィルジル・ファン・ダイクも、膝の違和感で延長戦を前にベンチに退いている。
リバプールの地元紙『Liverpool Echo』によれば、ユルゲン・クロップ監督は「試合後にふたりと話したが、どちらも本当に大丈夫だ。大したことはない」とコメントした。
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「しかし、次の試合(サウサンプトン戦)は火曜日で、とても早い。私はどちらも大丈夫だと思う。日曜日の朝にトレーニングをするので、(問題なければ)参加する。様子を見よう」
また、サラーの早期交代については、「違和感があるが、続けることはできる」と選手が言ったものの、「試合中に良くなることはめったにない」と予防策としてベンチに下げたことも明かしている。
レアル・マドリーとのチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝(5月28日)とプレミアリーグの残り2試合が控えているリバプール。指揮官の発言通りなら、遅くともマドリー戦には問題なくプレーできそうだが、果たして……。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部