アルゼンチン代表は5日、国際親善試合でエストニア代表と対戦し、5-0で圧勝した。

1日に行われたイタリア代表とのフィナリッシマを3-0で制した南米王者のアルゼンチンは、スペイン開催のフレンドリーマッチでエストニアと対戦した。

イタリア戦からはモリーナ、デ・パウル、メッシを除く先発8人を変更。スペインでプレーするパプ・ゴメス、アクーニャ、ペッセージャが起用され、フリアン・アルバレス、メッシ、ホアキン・コレアが3トップに入った。

試合は立ち上がりから攻勢を仕掛けるアルゼンチンが早々にスコアを動かす。8分、セットプレーの流れでペッセージャがボックス内で相手GKに倒されてPKを獲得。これをキッカーのメッシが難なく右隅に突き刺した。

幸先よく先制に成功した南米王者は以降も試合の主導権を掌握。メッシを起点に崩しの形を作り、マク・アリステルが鋭いミドルシュートで2点目に迫る。

前半半ばを過ぎると、カウンターからエストニアの際どいシーンを作られるが、GKアルマーニの冷静に飛び出しなどで難を逃れるアルゼンチン。すると、前半終盤にかけては再び攻勢を強めていく。メッシを起点にダイレクトのパス交換で幾度か良い形でフィニッシュに持ち込むと、前半終了間際に再び背番号10が魅せる。

45分、右サイドでの仕掛けからペナルティアーク付近でボールを持ったパプ・ゴメスがオフサイドポジションのデ・パウルの背後からボックス右に飛び出したメッシへ絶妙なラストパスを供給。これをエースが左足のシュートで決め切った。

2点リードで試合を折り返したアルゼンチンは後半も早々にゴールを奪う。47分、ペナルティアーク付近でデ・パウルにボールを預けたメッシは、右サイド深くでモリーナが入れた高速クロスに対して絶妙なタイミングでゴール前に飛び込み、左足ワンタッチで合わせた。

メッシのハットトリックの活躍によって勝利を決定づけたアルゼンチンは、以降もアルバレスが積極的にゴールを目指すなど危なげなく試合を進めていく。

62分にはデ・パウル、ホアキン・コレア、リサンドロ・マルティネスを下げて代表デビューの25歳DFセネシやディバラ、パラシオスを一気にピッチへ送り込む。さらに、66分にはマク・アリステルに代えてフォイスを投入した。

互いにメンバーを入れ替えたこともあり、やや試合が膠着状態に入ったが、ゴールに対して飽くなき姿勢を示すアルヘンのエースは止まらない。

まずは71分、相手陣内右サイドで味方と相手選手が交錯。このプレーで相手DFがファウルでプレーが切れたとセルフジャッジしてプレーを止めると、ボックス付近でルーズボールを回収してそのままゴール前に運んだメッシが見事な切り返しでDFとGKを外して右足のシュートを流し込む。

続く76分には自身を起点とした攻めから味方が3本連続で放ったシュートのこぼれ球に反応すると、ゴール前の密集を抜く左足のシュートを流し込み、代表戦では初となる1試合5ゴールとした。

なお、バルセロナでは2012年3月に行われたチャンピオンズリーグのレバークーゼン戦で1試合5ゴールを達成しており、個人としては10年ぶりの快記録達成となった。

その後、危なげなく相手の反撃を凌ぎ切ったアルゼンチンがエースの圧巻の活躍によって5-0の完勝で今回のインターナショナルマッチウィークを最高の形で終えることになった。

アルゼンチン代表 5-0 エストニア代表
【アルゼンチン】
メッシ(8分[PK])
メッシ(45分)
メッシ(47分)
メッシ(71分)
メッシ(76分)