リヴァプールが、日本代表FW南野拓実の売却額を設定したようだ。8日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
現在27歳の南野は2020年1月にザルツブルクからリヴァプールに加入したが、定期的に出場機会を得ることはできておらず、昨年冬にはサウサンプトンへの期限付き移籍も経験し、リヴァプールに復帰した今シーズンは公式戦24試合の出場で10ゴール1アシストを記録。カラバオ・カップとFAカップではチーム内得点王に輝き2冠には貢献したものの、リーグ戦でのスタメン出場はわずか1試合に終わった。
そんな南野に対し、古巣のサウサンプトンやリーズ、ウルヴァーハンプトン、昇格組のフルアムといったプレミアリーグ勢に加え、リーグ・アンのモナコなど多くのクラブが関心を寄せていることが明らかになっている。
報道によると、リヴァプールは南野に対するオファーを聞き入れる準備をしている模様で、売却額を1700万ポンド(約29億円)に設定したことが伝えられている。同選手の去就には注目が集まっているが、果たして今夏にリヴァプールを離れることになるのだろうか。