日本代表FW前田大然(セルティック/スコットランド)が、11日にオンラインでのメディア対応を行った。

 10日に行われたキリンカップサッカー2022のガーナ代表戦では、途中出場からチームの4点目を記録。自身にとっては代表7キャップ目で初ゴールとなった。相手DFの背後をとり、伊東純也の折り返しに合わせてネットを揺らした場面について、「ああなったらDFはクロスしか見えない。そこでしっかり相手の裏を取れれば、ボールが来ればフリーで打てるとマリノスの時からわかっていた」と振り返った。

 前田はFIFAワールドカップカタール2022本番への選考レースにも言及。「特に前回(3月)は辞退したので、出遅れている部分もあった。4試合は大きい試合と感じていた。そこでまだいいパフォーマンスを出せていない。あと1試合あるので、チャンスがあればしっかり(ゴールを)狙っていきたい」と今シリーズにかける思いを語り、メンバー入りへの意気込みを示した。

「(W杯に出たい思いはかなり?)それはみんながあると思いますけど、僕はまだまだ(アピールが)足りないと思っている。目の前の試合をやっていくだけ、先を見過ぎず、1日1日を大事にしていきたい」

「もちろん(W杯に出たら)キャリアが変わることもわかっていますが、そこだけを見たくはないので、そこまで意識はしていないかなと思います。自分はたくさんの人に助けられてここまで来た。そういう人のためにもサッカーをやっているので、そういう人たちのために頑張りたいと思っています」

 日本代表は14日にキリンカップ決勝でチュニジア代表と対戦する。

【動画】前田大然が代表初ゴール