日本代表MF久保建英(マジョルカ/スペイン)が11日、メディア対応を行った。
日本代表は、10日に行われたキリンカップサッカー2022でガーナ代表に4-1と快勝。14日の決勝ではチュニジア代表と対戦することになった。
ガーナ代表戦の久保は、前半29分にDF山根視来(川崎フロンターレ)の先制弾の起点となると、後半になっても虎視眈々とゴールチャンスを伺い、73分にはMF三笘薫(ユニオン・サン・ジロワーズ/ベルギー)からの折り返しを左足で沈め、日本代表初ゴールを記録した。
国際Aマッチ17試合目にしてついに記録した代表初ゴールについて、久保は会見で「1本取ると固め打ちする印象があるが?」と問われると「1本取るまでが長いとも言えると思います。今後の代表でも、チャンスがあれば積極的にいきたい。気持ち的に吹っ切れているところもあると思うので、固め打ちとおっしゃっていただきましたけど、それをできるようにしたいと思っています」と語った。
4日のメディア対応では「ビッグゲームで結果は出せていると思う」と語っていた久保。ガーナ代表戦も“大事な試合”として捉えていたかと問われると「毎試合100%でやっています。代表は試合数も少ないですし、いつ最後になってもという気持ちで臨んでいます」とコメントした。
現代サッカーでは、よりフィジカルの強さが求められている。テクニックに長けた久保も、今後フィジカルの強度を上げていくことを念頭に置いているのだろうか。
「昨日(ガーナ代表戦)も、相手はフィジカルというよりほとんどファールで止めにきていた。自分で言うのもあれですが、いやらしいボールの持ち方をした結果、8割方ファールになったと思います。自分の能力を分かっていないわけではないので、昨日も今のフィジカルでやれている。リーグでもフィジカルでスパッといかれたシーンはそんなにないので。どちらかというと今欲しいのはスピードですね」