日本代表は6月10日、キリンカップサッカー2022準決勝でガーナ代表とノエビアスタジアム神戸で対戦。4-1と大勝し、チュニジアと戦う決勝に駒を進めた。

 29分に右SBの山根視来が挙げた先制点を皮切りに、ゴールラッシュを披露した日本の戦いぶりを称賛したのが、中国の著名なコメンテーター、ハン・チャオシェン氏だ。自身のWeibo(中国版ツイッター)で、次のように綴っている。

「日本はガーナとの練習試合で、とても良かった。状況を完全にコントロールし、ガーナを押し込んでプレーした。今年のワールドカップでドイツやスペインと同じグループでなければ、決勝トーナメントに進出する可能性は、ほとんどのアフリカ、北中米、ヨーロッパの第2勢力のチームよりも高かったはずだ。ドイツとスペインが同じ組であっても、過小評価するのは難しい」

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 ハン・チャオシェン氏はさらに「今年は日本サッカーのプロ化から30周年を迎える。一方向に固執し、ブレず、後退せず、間違った方向に進まなかった30年後、彼らは完全にアジアを離れ、ヨーロッパに加わった」と激賞。こう続けている。

「今年のワールドカップでは、日本に特に注目したい。なぜなら、彼らは東アジアのサッカーの正しい方向を表わしているからだ。中国のサッカーは、ヨーロッパや南米などそれほど遠くを見る必要はない。隣人を見て一生懸命学び、彼らが旅した道を辿ってほしい」

 中国が手本にするべきは日本――。氏はそう説いている。