キリンカップサッカー2022決勝の日本代表対チュニジア代表戦が14日に行われ、日本は0-3の敗戦で優勝を逃す結果に終わった。カタールワールドカップでの対戦が予定されるドイツやスペインのメディアも日本の敗戦について報じている。

 前半に何度か決定機を生み出しながらも決められなかった日本代表は、後半立ち上がりに吉田麻也のファウルで与えたPKから失点。さらに連携ミスから追加点を奪われたのに続いて、最後はアディショナルタイムにも強烈なミドル弾で決定的な3失点目を喫した。

「ドイツ代表の対戦相手である日本はチュニジアに対してノーチャンスだった」とドイツ『スカイ』は報道。試合の流れについて伝えつつ、今季ブンデスリーガでプレーしていた日本代表選手6人が出場したことにも言及している。

 スペイン『EFE通信』は、「チュニジアが日本からのプレゼントでパーティーに興じる」と試合を報じた。「(チュニジアは)サムライブルーの守備のプレゼントを活かした」と、日本の失点が主にミス絡みであったことを強調している。

「日本は残念な姿を見せた」と不甲斐ない戦いぶりを表現。特に直接的に失点に繋がるミスを犯したDF吉田麻也については「おそらくなかなか忘れられない夜になるだろう」と述べている。