日本代表のキャプテンを務めるDF吉田麻也が、14日に行われたキリンカップサッカー2022決勝チュニジア代表戦を振り返った。

　6月4連戦のラストゲームとなったチュニジア戦。日本は前半の決定機を生かせずにスコアレスで折り返すと、54分に吉田が献上したPKを決められて先制を許してしまう。76分には吉田、板倉滉、シュミット・ダニエルの間で連携ミスが発生して2失点目。終了間際にはオープンな展開からカウンターを食らってトドメの3点目を奪われ、0－3の完敗となった。

　試合後のフラッシュインタビューで敗戦を振り返った吉田は、「前半はすごくお互いにいい試合ができたんじゃないかなと思います。向こうも非常に強度が高くて、守備のところでもかなり硬かったなと思いました。僕らもチャンスがあったんですけど、そこ決めきれずに、後半自分たちのミスから崩れてしまったと思います」とコメント。また、6月のシリーズを総括しては次のように語った。

「まずは4試合中3試合、W杯に出場するチームと戦えたのは、僕らにとって非常に価値のあるものです。世界トップクラスのチームと戦えましたし、今回いろんな違う戦い方をしてくるチームと対戦できたのはすごいプラスになったんじゃないかなと思います。もちろん最後、非常に不甲斐ない形で終わってしまって、W杯の前にホーム最終戦でサポーターの皆さんの前で全くいいプレーを出せなかったのが悔しいです」