モナコ(フランス)は28日、リヴァプール(イングランド)から日本代表FW南野拓実を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2026年夏までの4年間となっている。

 出場機会の増加に向けて今夏の移籍を模索していた南野の新天地がモナコに確定した。リヴァプールとの契約は2024年夏までとなっていたものの、モナコは移籍金1500万ユーロ(約22億円)+ボーナス300万ユーロ(約4億円)の最大1800万ユーロ(約26億円)という条件で南野の獲得交渉を成立させたと複数メディアで、すでに報じられている。

 現在27歳の南野はセレッソ大阪の育成組織出身で、2種登録選手だった2012年8月に17歳で公式戦初出場を果たした。翌年にトップチームへ昇格すると、2シーズンに渡って主力として活躍。2015年1月にザルツブルク(オーストリア)へと完全移籍した。ザルツブルクには5年間在籍し、公式戦198試合に出場。2019-20シーズンのチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節ではリヴァプール相手に1ゴール1アシストを記録するなど、通算で64ゴールを挙げる活躍を見せた。

 2020年1月にリヴァプールへと完全移籍加入。サウサンプトンへのレンタル移籍を経験した期間を含めて、リヴァプールには2年半在籍し、公式戦53試合出場14ゴール3アシストを記録した。エジプト代表FWモハメド・サラー、セネガル代表FWサディオ・マネ(現バイエルン)、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノなど強力な攻撃陣を擁するリヴァプールでは定位置を確保できなかったが、限られた出場機会の中で一定の結果を残し、2021-22シーズンのFAカップとカラバオカップではチーム内得点王に輝いた。ファンが選ぶFAカップの大会ベストイレブンにも選出されている。

 南野の新天地となるモナコは、2021-22シーズンのリーグ・アンを勝ち点「69」の3位でフィニッシュ。新シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)予選(CLグループステージ進出をかけた予選)への出場権を獲得している。

【画像】モナコ、和装の南野拓実イラストで加入発表