国際サッカー連盟(FIFA)は6月2日、公式インスタグラムで「まだワールドカップで1分もプレーしたことがないスター」16人を発表した。

 今回選ばれたのは、今年11月に開幕するカタールW杯に出場する可能性のある16人だ。いまや「世界最高のDF」とも評されるオランダ代表のフィルジル・ファン・ダイク(リバプール)や、1958年大会以来出場していないウェールズ代表のエース、ガレス・ベイル(レアル・マドリーからの退団が決定)など錚々たるメンバーが名を連ねたなか、日本から南野拓実も選出されている。

 ファン・ダイクと同じリバプールでプレーする27歳のアタッカーは、日本代表の10番を背負う不動のレギュラーに成長。カタールW杯では主軸としての活躍が期待されている。

【画像】FIFAが選出した「まだワールドカップで1分もプレーしたことがない16人のスター」
 FIFAが選んだ16人は以下の通りだ。

ガレス・ベイル(ウェールズ代表/レアル・マドリー)
オレクサンドル・ジンチェンコ(ウクライナ代表/マンチェスター・シティ)
ヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル代表/レアル・マドリー)
エドゥアール・メンディ(セネガル代表/チェルシー)
ラウタロ・マルティネス(アルゼンチン代表/インテル)
アルフォンソ・デイビス(カナダ代表/バイエルン)
フィルジル・ファン・ダイク(オランダ代表/リバプール)
南野拓実(日本代表/リバプール)
クリストファー・ヌクンク(フランス代表/RBライプツィヒ)
フェデリコ・バルベルデ(ウルグアイ代表/レアル・マドリー)
フィル・フォデン(イングランド代表/マンチェスター・シティ)
トーマス・パーテイ(ガーナ代表/アーセナル)
ペドリ(スペイン代表/バルセロナ)
クリスティアン・プルシッチ(アメリカ代表/チェルシー)
モイセス・カセイド(エクアドル代表/ベールスホット)
カイ・ハベルツ(ドイツ代表/チェルシー)

 このうち、ベイルが牽引するウェールズとジンチェンコを擁するウクライナは、6月5日に開催される欧州予選プレーオフ決勝で、カタール行きの切符を懸けて相まみえる。つまり、どちらかがまた檜舞台に立てないことになるが果たして…。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部