フライブルクは、PSVに所属する日本代表MF堂安律の獲得に迫っているようだ。6月30日、ドイツ誌『kicker』が報じている。
現在24歳の堂安はガンバ大阪の育成組織出身で2015年5月にトップチームデビューを果たすと、2017年夏にFCフローニンゲンへ移籍した。2シーズンに渡ってFCフローニンゲンでプレーした堂安は、2019年夏に“名門”PSVに活躍の場を移し、1シーズン在籍した後、2020年夏に期限付き移籍でビーレフェルトへ加入。ブンデスリーガ全34試合に出場した同選手はチームトップタイの5ゴールを記録して、1部リーグ残留の立役者となった。PSVに復帰した2021-22シーズンはエールディヴィジ24試合に出場し8ゴールを挙げている。
そんな堂安に対し、フライブルクが獲得に迫っているようだ。2022-23シーズンのヨーロッパリーグ(EL)に向けてフライブルクは戦力強化を図っており、6月に加入を発表したFWダニエル・コフィ・キェレーに続く、攻撃の駒として堂安の獲得を画策している模様。すでに交渉は大詰めで、早ければ来週中に契約が成立する可能性もあると『kicker』が報じている。
また、PSVとの現行契約が2024年6月30日までの堂安。報道によると、移籍金は600万ユーロ(約8億5000万円)〜990万ユーロ(約14億円)の間で検討されていると併せて伝えている。
今シーズンのKNVBカップ(国内カップ戦)5試合に出場し2ゴールを記録する活躍を見せ、日本人で初めて同大会優勝を経験した堂安。果たして、来シーズンは再びドイツの地でプレーすることとなるのだろうか。