メキシコサッカー連盟(FMF)とアディダスは8日、カタール・ワールドカップ(W用)で着用するユニフォームのデザインを発表した。
【動画】新エンブレムにも注目!緑へ回帰したメキシコのW杯用新ユニフォーム
8大会連続17回目の出場を決めているメキシコ代表。本大会ではグループCでポーランド代表、アルゼンチン代表、サウジアラビア代表と同居する。
新たなユニフォームはアステカ神話の神、「羽の生えた蛇」ケツァルコアトルをインスパイアした。
ベースカラーは以前のピンクと黒からメキシコ伝統の緑へと回帰し、前面には先住民の言語で「コピリ」と呼ばれる羽毛のある頭飾りをイメージした模様を組み込んだ。これは、古代メキシコ文化で教会と貴族の力を表し、身に着けている人に精神的な強さと勇気を与えるものだという。背中はケツァルコアトルの羽を思い起こさせるデザインに仕上がっている。
襟は丸首で、肩のスリーストライプにかけて国旗色でもある赤が採用された。左胸には2021年に新調されたばかりのエンブレムが存在感を示し、右胸のアディダスロゴからはアルファベットが除かれた。新しいアディダスのロゴがホーム用ジャージに使用されるのは初とのことだ。
ベース生地は「バナナキック」で、100%リサイクル素材。常に涼しさを保つ素材が使用されている。
【動画】新エンブレムにも注目!緑へ回帰したメキシコのW杯用新ユニフォーム