7月11日、FC東京に所属する日本代表DFの長友佑都が、都内で『ナイキ』が主催するイベントに参加。質問に応じた。
 
 この日は新作スパイク『ナイキ エア ズーム マーキュリアル』の発表イベントで、フットボール用に初開発された『ズーム エア バッグ』が搭載された新しい相棒を長友は、「ズーム エア バッグがあるのでスピードで出るし、推進力が上がった感じがします」と絶賛した。
 
 また、6月のブラジル戦で対峙したヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー所属)の印象を問われると、次のように話した。
 
「ヴィニシウス選手はいま世界でも乗りに乗っている選手で、いずれバロンドールを取ってもおかしくないような選手だと思います。なので、やっぱり良い形でボールを持たれたら、すごく怖さを感じました。でもあの日は、味方のサポートのおかげもあってその良い形でボールを持たれるシーンが少なかった。自分が対峙してやられなかったという声もありましたけど、チームメイトのサポートが一番大きかったと思います。世界のトップレベルと戦うには、やっぱりどれだけ組織で守れるかが重要だと改めて感じました」
 

 さらに、スピード系スパイクの発表会という関係もあって出た「これまで対戦した中で、最も速かった選手は?」という質問には、こうコメントしている。
 
「これまで世界で戦ってきて一番スピードを感じたのは、やっぱりエムバペですね。尋常じゃないスピードでした」
 
 今年11~12月のカタール・ワールドカップに向けては、「大袈裟に言えば、(ワールドカップに向けて)命をかけて戦っている。ピッチに立つだけではなく、チームの勝利に貢献したい。まずは本大会メンバーに選出されるように頑張りたいです」と語った長友。この檜舞台でも世界トップレベルのウイングとの対峙が待っているだけに、長友のスピードと経験は日本代表によって重要なファクターとなるに違いない。
 
取材・文●白鳥大知(ワールドサッカーダイジェスト編集部)
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