連戦連日熱い戦いが繰り広げられている「FIFA ワールドカップ カタール 2022」。全64試合を無料生中継するABEMAでは、毎週日曜夜にワールドカップ情報をお届けする『FIFA ワールドカップ64』を放送。

グループリーグではドイツ代表、スペイン代表という優勝候補2チームを下し、快進撃を続けた日本代表だったが、目標であったベスト8まで、あと一歩で及ばなかった。12月11日の放送では、帰国したサッカー日本代表キャプテンの吉田麻也に矢部浩之がインタビュー。吉田麻也がW杯を戦って日本代表が得たものについて語った。

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惜しくもクロアチアに敗れてベスト16に終わった日本代表。4年後のW杯に向けて日本代表が得たものについて尋ねると、吉田は「得られたものはたくさんある気がします」と回答。

「ひとつは、当たり前ですけど多くの初出場の選手たちがここまでの経験値を積めた。これを持って2回目にいけるかどうかというのは全然違う」と、26人中19人がW杯初挑戦だったことはプラスに働くと説明。

一方で「優勝国候補の2つを倒して、ブラジルも倒したようなクロアチアとあそこまでやったっていうのは、次の選手たちに、4年後はさらにそれ以上を求められるので、ハードルも同時に高いなとは思います」と、要求されるものはさらに高くなっていくだろうとも語った。

インタビュアーの矢部浩之は「カタールW杯は吉田選手にとってどういうものだったか」と質問を投げかけ、その回答を吉田はユニフォームに書くことに。

吉田が綴ったのは、長友佑都が大会中連呼してきた「Bravo(ブラボー)」の文字。「佑都が流行語を狙ってね、いま必死にせかせかとやってますけど(笑)」と冗談を交えながらも、「さらにいいという意味で言うと『Bravissimo』というのがあるんです」と明かして矢部を驚かせた。

「もしかしたら僕のなかではBravissimoかな?というぐらい」と、今大会を振り返る吉田は「本当はベスト8いってね、みんなで言おうって佑都たちに言ってたんです」と、使うことが果たせなかった言葉であることも明かした。

(ABEMA『FIFAワールドカップカタール2022 | ワールドカップ64』)