フライブルクのクリスティアン・シュトライヒ監督が新加入の日本代表MF堂安律の印象について語った。ドイツ誌『kicker』が15日に伝えた。
堂安は今夏、オランダのPSVからドイツのフライブルクに移籍。ビーレフェルトに所属した2020-21シーズン以来のブンデスリーガ復帰となった。加入決定直後の9日にはザンクト・ガレン(スイス1部)とのテストマッチに出場し、得意の左足で強烈なシュートを突き刺していきなり初ゴールを決めていた。
2011年からチームを指揮するシュトライヒ監督は、今夏加入した新戦力の印象を問われ、堂安についてもコメント。「スピードがあり、機敏でいい左足を持っている。ビーレフェルトでフランク・クラマー監督のもと、ブンデスリーガでプレーした経験が生きている」とプレーの印象を語りつつ、「ただ、ゲーゲンプレスが上手くならないといけない。彼のトリッキーなプレーを期待しているが、そこでボールを失った時は波状攻撃をするためにすぐに奪い返しに行ってほしい」と指摘した。
また、「彼はシャイじゃないし、臆することなく周囲とコミュニケーションが取れている」とキャラクターにも言及し、「彼はとてもプロフェッショナルだ。多くのことを知ろうとし、コーチによく話をして、ビデオ分析も得意だ」と明かした。さらに、「彼は10番(トップ下)でもプレーできるが、右サイドがいいポジションだろう」と起用法にいても話した。