リオネル・メッシが悲願の世界制覇を達成したカタールワールドカップ。

今大会で生まれたゴールは「172」。これは、1998年のフランス大会と2014年のブラジル大会で記録された「171」を抜き、ワールドカップ史上最多となる。

今回はそのゴールを生み出したスパイクに着目。どのメーカーのどのモデルが一番得点したのかQolyが独自に集計してみた。

5位 Puma「ウルトラ」

合計:20ゴール

4点 オリヴィエ・ジルー(フランス)
3点 コディ・ガクポ(オランダ)
2点 堂安律(日本)
など

 堂安律(日本)
コディ・ガクポ(オランダ)

Pumaが誇るスピードスパイク。ジルーや堂安が履いた最新モデルの『ウルトラ アルティメット』に加え、オランダの新星ガクポが旧モデルの『ウルトラ 1.4』を着用し大活躍を見せた。

4位 Nike「ファントム」

合計:22ゴール

3点 ゴンサロ・ラモス(ポルトガル)
2点 カイ・ハヴァーツ(ドイツ)
2点 ハリー・ケイン(イングランド)
など

ゴンサロ・ラモス(ポルトガル)
ハリー・ケイン(イングランド)

「ファントム」はNikeのスキル特化型スパイク。スイス戦で衝撃ハットトリックを決めてラモスの着用スパイクだ。ケインは準々決勝のフランス戦、今月発表された『ファントムGX』をひと足早く履いていた。

3位 Nike「マーキュリアル スーパーフライ」

合計:23ゴール

8点 キリアン・エムバペ(フランス)
3点 マーカス・ラッシュフォード(イングランド)
3点 エネル・バレンシア(エクアドル)
など

エネル・バレンシア(エクアドル)
キリアン・エムバペ(フランス)

Nikeのフラッグシップである「マーキュリアル」のハイカットモデル。キリアン・エムバペは最新モデルの『ズーム マーキュリアル スーパーフライ 9』を履いて今大会の得点王に輝いている。

2位 Nike「マーキュリアル ヴェイパー」

合計:39ゴール

3点 リシャルリソン(ブラジル)
2点 ロベルト・レヴァンドフスキ(ポーランド)
2点 ブルーノ・フェルナンデス(ポルトガル)
2点 チョ・ギュソン(韓国)
など

ロベルト・レヴァンドフスキ(ポーランド)
リシャルリソン(ブラジル)

「マーキュリアル」として括ればダントツのトップになるが、意外と好みが分かれるので分けることにした。鮮烈なオーバーヘッド弾を決めたリシャルリソンは一つ前の『マーキュリアル ヴェイパー 14』を使用。

1位 adidas「エックス スピードポータル」

合計:39ゴール

7点 リオネル・メッシ(アルゼンチン)
4点 フリアン・アルバレス(アルゼンチン)
3点 アルバロ・モラタ(スペイン)
2点 ユセフ・エン=ネシリ(モロッコ)
など

アルバロ・モラタ(スペイン)
リオネル・メッシ(アルゼンチン)

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1位と2位は同数だが、2位のヴェイパーはホワイトアウトモデルの着用選手(モロッコのアブデルハミド・サビリ)がいたのでこちらを1位に。メッシは自身のシグネチャーモデルである『エックス スピードポータル MESSI.1』で頂点に輝いた。