EAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会に臨む日本代表に招集されたMF水沼宏太(横浜F・マリノス)が17日、オンラインでのメディア対応を行なった。
32歳にしてA代表に初選出され、U-23日本代表として戦った2012年以来、12年ぶりに代表のウェアに袖を通す水沼。「集合したときから気合が入るというか、やっとここに来れたなというのが率直な感想です。久しぶりに、このエンブレムの入ったウェアを着るとやる気が出てくるなというは改めて感じています」と喜びを語りつつ「自分が目指してきたことは、これで終わりでないですし、これがスタートライン。ここに来たからどうとかではなく、とにかく常に高みをめざしてやっていくことは変えず、自分らしく元気にひたむきにいつも通りプレーしていきたいと思います」と意気込みを示した。
父の貴史氏に続き、2代での代表選出。「選んでもらったということを聞いてすぐに父に連絡して、すごく喜んでくれました。これまで頑張ってきてよかったねと言ってくれましたし、これからが大事だよとも言ってくれたので、それは自分の考えと一緒だなと思いました。これまで支えてくれたことに感謝していますし、これからまた父を追い越すためにも高みを目指してやっていかないといけないと思いました」と、親子でやりとりした内容を明かしている。
今季の明治安田生命J1リーグでは19試合に出場し、5得点6アシストを記録している。右サイドから数々のチャンスを演出してきた水沼は、「僕自身も自分の武器があって、それで勝負してきたところがあるので、そこをまず出していきたいと思っていますが、いろんな選手と関わりながらゴールに迫っていくことを楽しみにしているし、それは自分のストロングの部分でもあると思うので、とにかく周りの選手といろんな連携をしながら攻撃できるんじゃないかとワクワクしています。とにかく攻撃の選手は結果を求められると思うので、結果につながるようなプレーを出していければ、自分の価値を上げることにもつながると思うので、自分のプレーをチームのために出していければと思っています」と、改めて意気込みを示している。
EAFF E-1サッカー選手権2022は7月19日から27日にかけて、茨城県立カシマサッカースタジアム(茨城)、豊田スタジアム(愛知)で開催される。日本代表は同19日に香港代表と、同24日に中国代表と、同27日に韓国代表と対戦する。