12月28日、日本サッカー協会は日本代表の森保一監督との契約延長に関して、基本合意に達したと発表。その日のうちに田嶋幸三会長、反町康治技術委員長、そして森保監督が都内での記者会見に臨み、2026年ワールドカップへの決意を明かして新たなスタートを切った。
この一報はお隣の韓国でも大々的に報じられ、日本代表の継続路線に対して好意的な論調が大勢を占めている。韓国のスポーツメディア『Sports World』は「韓国はまだ始めたばかりなのに……日本は森保監督と“もう一度”」と題して、次のように自国との比較論を展開した。
「ライバル日本はさっそく次なるワールドカップへの青写真を描いているというのに、韓国サッカーはまだ(新監督の選定を)始めたばかりだ。日本と同様にワールドカップでラウンド16に進出したが、こちらはパウロ・ベント監督と契約を更新できなかった。もちろんオファーは出したが、ベント監督によると、契約期間においてKFA(大韓サッカー協会)との間に意見の相違があったという。現時点で明確な後任候補は見つかっていない」
さらに同メディアは「まずは今月のうちに候補者リストを早急に作成し、来年2月までには彼らとアポイントを取らなければならない」と要求。そのうえで、「3月には2023年最初の国際Aマッチがある。だが現実問題として、そこで新監督をお披露目するのは難しい」と、どこか悠長なKFAに苛立ちを覗かせた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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