ウニオン・ベルリンに所属している日本人FW遠藤渓太が、ブンデスリーガ2部のブラウンシュヴァイクに1年間の期限付き移籍で加入した。19日に両クラブの公式サイトが発表している。
背番号は「21」に決定。遠藤はブラウンシュヴァイクのクラブ公式サイトを通じて、「伝統あるクラブに加入できて楽しみですし、ここで与えられたチャンスに感謝しています。このチームで成功できると確信しています。ともにリーグ残留を達成しましょう」と意気込みを示している。
現在24歳の遠藤は横浜F・マリノスの育成組織出身。2016年にトップチームへと昇格すると、当時のエリク・モンバエルツ監督から高い評価を受け、明治安田生命J1リーグで23試合に出場した。2019シーズンのJ1リーグでは33試合7得点を記録し、横浜FMのリーグ優勝に大きく貢献していた。
2020年7月にウニオン・ベルリンへと期限付き移籍。加入初年度は負傷の影響で戦列を離れる期間もあったが、ブンデスリーガで16試合に出場し1ゴールを挙げた。2021-22シーズンから完全移籍に移行したが、チームが3バックシステムに変更した影響で遠藤の出場機会は激減。昨季のブンデスリーガでわずか4試合の出場にとどまっていた。
遠藤が加入したブラウンシュヴァイクは、1966-67シーズンにブンデスリーガで優勝を成し遂げた古豪クラブ。2013-14シーズンこそ1部での戦いに身を置いていたが、直近は2部と3部を行き来している。20-21シーズンのブンデスリーガ2部では17位フィニッシュで3部降格を喫したものの、翌21-22シーズンはリーグ戦を2位で終え、1年での2部復帰を果たしていた。
【画像】ブラウンシュヴァイクが遠藤渓太の加入を発表
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— Eintracht BS (@EintrachtBSNews) July 19, 2022