日本代表の一員として『EAFF E-1選手権』に参加しているMF岩田智輝が23日、オンライン取材に対応し、ここまでの活動の中で感じている手応えや課題について語った。
Jリーグの首位を走る横浜Fマリノスでの活躍が認められて3年ぶりに代表復帰を果たした岩田は、E-1選手権初戦の香港戦に中盤の一角としてスタメンフル出場。チームの白星スタートに貢献したが、自身のパフォーマンスについては「前との関わり合いや縦パスを入れられたと思う」と収穫を口にした一方で、「セカンドボールを失う回数が多かったので、マイボールにしないといけない」と課題も口にした。
指揮官からは一定の評価を受けたものの、岩田は「求められているところには全然応えられていないと思っているし、もっともっと強度高く圧倒的なプレーをしないと求められるプレーはできないんじゃないかと思っています」と反省。香港戦も終盤は「走れなくなってバテてしまった」と振り返り、「プレーの中での強度、球際やスプリント、前への関わりをもっと回数を増やしていかないといけない」と次戦への意気込みを語った。
また、W杯本大会への意欲を問われると、「すごいあります」と即答。日本ツアー中のパリ・サンジェルマンの試合を見て刺激を受けていることを明かし、「レベルが高いなと思っていて、その(レベルの)中でやってみたいなとは思っているので、それを実現できたらいいなと思います」と、さらなる高みを見据えた。
日本代表はあす、豊田スタジアムで中国代表と対戦し、27日には韓国代表との最終戦に臨むことになっている。