大きな注目を集めている
計3試合予定されていたE-1選手権が終わった。日本代表は香港代表に6-0、中国代表に0-0、韓国代表に3-0の2勝1分の成績となり、2013年以来となるタイトルを手にした。韓国代表はキム・ジンスやチョ・ギュソン、クォン・ギョンウォンら海外組含めたフル代表に選ばれる選手もいたが、Jリーグ限定の日本代表が圧倒して見せた。
日本代表としては収穫の多いE-1選手権だったといえる。実力はあるが、普段は海外組の存在もあって代表ではスポットライトが当たらなかった選手が注目を浴びており、湘南ベルマーレから招集されたFW町野修斗は今大会で知名度を上げたに違いない。
そんな町野はこの3試合で全試合に出場しており、先発となった香港戦で2ゴール、韓国戦で1ゴールと計3ゴール挙げている。相馬勇紀も3ゴール決めており、町野と相馬が得点王に輝いた。
次回の9月の代表戦は海外組含めたものとなるが、この町野はワールドカップ・カタール大会行きがあるのだろうか。
可能性でいえば低いかもしれないが、選ばれてもおかしくはないパフォーマンスを披露している。3ゴール挙げた得点力もそうだが、何より前線でボールが収まる。185cmの高さは強みであり、懐の深いキープで時間を作れる選手が今のフル代表にはいない。大迫勇也が以前はその役割を担っていたが、現状好調とはいえず、代表からも遠ざかっている。
「大迫に代わりになれる」「町野が大迫の代役の可能性がる」とSNS上では町野を大迫の後継者と注目する声が多い。それだけこのE-1選手権での活躍は印象的であり、サポーターの心を掴んだのだろう。
185cmの高さ、前線でのキープ力、ポジショニング、得点力、守備での献身性と22歳にして多くの武器を持つ町野。W杯出場となれば海外からは間違いなく注目される存在になるだろう。