1990 FIFAワールドカップ イタリア(イタリアW杯)の優勝国、試合日程・結果、グループ組み合わせ、対戦カード、サッカー日本代表の成績について紹介します。

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目次

  • ワールドカップ1990 大会概要
  • ワールドカップ1990 大会日程・結果
  • ワールドカップ1990での日本の結果・順位は?
  • ワールドカップ1990のまとめ

ワールドカップ1990 大会概要

ワールドカップ1990の大会正式名      

 「1990 FIFAワールドカップ イタリア」です。

ワールドカップ1990 の開催国

 イタリアで開催されました。

 試合はローマ、ミラノ、ナポリ、トリノ、バーリ、ヴェローナ、フィレンツェ、カリャリ、ボローニャ、うーディネ、パレルモ、ジェノヴァの12都市12会場で行われました。

ワールドカップ1990の開催期間

 1990年6月8日から7月8日にわたって行われました。

ワールドカップ1990の概要

 ワールドカップ1990は、第2回大会が行われた1934年以来2度目となるイタリア開催となりました。また、1970年、1986年に行われたメキシコ大会に次いで、2カ国目となる2度目のワールドカップ開催国でもあります。ワールドカップ1990は予選を勝ち上がってきた22カ国と、開催国のイタリア、前回優勝国のアルゼンチンを加えた24チームで争われました。

 優勝は西ドイツで、通算3度目の王座となりました。また、西ドイツは1990年末に東ドイツとの再統一が決まっており、西ドイツとして臨む最後の大会となりました。同じく、チェコスロバキア、ユーゴスラビア、ソビエト連邦も東欧革命の影響により、ワールドカップ1990が最後の大会出場となりました。 ​​

 準優勝はアルゼンチン、3位はイタリア、4位はイングランドでした。イタリアのサルバトーレ・スキラッチ選手がゴールデンボール賞(大会MVP)を獲得。さらにスキラッチ選手は6得点でゴールデンシュー賞(大会得点王)にも輝きました。シルバーボールには西ドイツのローター・マテウス選手、ブロンズボールにはアルゼンチンのディエゴ・マラドーナ選手が選ばれています。そのほか、ベストヤングプレーヤー賞(最優秀若手選手)はユーゴズラビアのロベルト・プロシネツキ選手、フェアプレー賞はイングランドが受賞しました。

 また、ワールドカップ1990はのちのサッカーに関するルール変更に影響を与えた大会でもありました。FIFA(国際サッカー連盟)はワールドカップ1990の反省から、守備側の選手の遅延行為を禁止するためのバックパス・ルールを検討し、後に導入しました。さらに勝利を追求するために、グループステージにおける新たな勝ち点制度を考案。ワールドカップ1998から本格的に導入されることになりました。

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ワールドカップ1990 大会日程・結果

順位 国名
1位 西ドイツ(3回目)
2位 アルゼンチン
3位 イタリア
4位 イングランド

ワールドカップ1990の優勝国は西ドイツ

 ワールドカップ1990で優勝したのは西ドイツ代表です。ワールドカップ1954で初優勝を飾った西ドイツは、ワールドカップ1974でも優勝するなど2度世界王者に輝いた強豪国です。当時、西ドイツの主力を務めたローター・マテウス選手、ユルゲン・クリンスマン選手、アンドレアス・ブレーメ選手らはミラノに本拠地を置くインテルに所属。ワールドカップでも5試合をミラノで戦うなど、大きなアドバンテージを得ました。

 グループステージでは、ユーゴスラビア、コロンビア、アラブ首長国連邦(UAE)が属するグループDに組み込まれると、初戦のユーゴスラビア戦ではマテウス選手の2ゴール、クリンスマン選手、ルディ・フェラー選手もゴールを挙げて4-1で勝利しました。続くUAE戦は、フェラー選手が2ゴール、クリンスマン選手、マテウス選手、ウーベ・バイン選手がゴールを挙げて5-1と快勝。コロンビア戦は1-1の引き分けに終わりましたが、グループ首位でノックアウトステージへと進出しました。

 ラウンド16ではオランダと対戦。クリンスマン選手、ブレーメ選手がネットを揺らすと、オランダの反撃を1点にとどめて勝利しました。準決勝ではチェコスロバキアと対戦し、マテウス選手のPKで勝利。準決勝ではイングランドと対戦し120分を戦って1-1となり勝敗はPK戦に委ねられました。このPK戦で、西ドイツは4人が成功。一方のイングランドは4人目のスチュアート・ピアース選手、5人目のクリス・ワドル選手が外し、西ドイツが4-3で勝利しました。

 迎えた決勝ではアルゼンチンと対戦。前回大会であるワールドカップ1986でも優勝をかけて対戦した両チーム。西ドイツにとっては、リベンジの機会となりました。試合は、スコアレスで迎えた85分に西ドイツがPKを獲得。このチャンスをブレーメ選手がきっちりと決めて先制すると、これが決勝点となり、西ドイツが4大会ぶり3度目の優勝を達成しました。

ワールドカップ1990の準優勝国はアルゼンチン

 ワールドカップ1990の準優勝はアルゼンチンです。前回優勝国のアルゼンチンは、英雄ディエゴ・マラドーナを中心としたチームで、ワールドカップ1990にも臨みました。カメルーン、ルーマニア、ソビエト連邦と同じグループBに入ると、初戦のカメルーン戦でまさかの敗戦。ソビエト連邦戦は2-0で勝利するも、守護神だったネリー・プンピード選手が試合中に骨折するなど暗雲が立ち込めます。最終戦となったルーマニア戦に1-1で引き分けたことで、グループステージ3位に。しかし各グループ3位の中で1位の成績だったことでノックアウトステージに進出しました。 ​​

 ラウンド16では宿敵・ブラジルを相手にクラウディオ・カニーヒア選手のゴールで1-0の勝利を飾りました。続く準々決勝のユーゴスラビア戦はスコアレスで120分を戦い終え、PK戦に突入。大会途中から正GKを務めたセルヒオ・ゴイコチェア選手の活躍もあり、PK戦を3-2で制しました。

 さらに準決勝のイタリア戦は1点ビハインドの67分にカニーヒア選手が同点ゴールを奪取。そのまま120分を終えて、2試合連続のPK戦となりましたが、またもゴイコチェア選手の好守が光り、4-3で制しました。しかし決勝はカニーヒア選手に加え、セルヒオ・バティスタ選手、フリオ・オラルティコエチェア選手、リカルド・ジュスティ選手の主力4選手が出場停止に。さらに試合中にグスタボ・デソッティ選手、ペドロ・モンソン選手が退場になるなど荒れた展開となり、最終的には0-1で敗れてワールドカップ大会連覇を逃しました。

ワールドカップ1990の3位はイタリア

 ワールドカップ1990で3位となったのは、自国開催のイタリアです。当時のイタリアは、前回大会を経験しエースとしての期待が高かったジャンルカ・ヴィアッリ選手、将来を嘱望されたロベルト・バッジョ選手、遅咲きのストライカーとして注目を集めていたサルヴァトーレ・スキラッチ選手など前線の選手が豊富でした。そのほかのポジションにも中盤はロベルト・ドナドーニ選手、守備陣はフランコ・バレージ選手、ジュゼッペ・ベルゴミ選手、ワルテル・ゼンガ選手ら多くのタレントを揃えていました。 ​​

 グループステージではチェコスロバキア、オーストリア、アメリカと同じグループAに入り、初戦のオーストリア戦ではスキラッチ選手のゴールで1-0の勝利を手にします。続くアメリカ戦はジュゼッペ・ジャンニーニのゴールで1-0の勝利。チェコスロバキアとの最終戦は、スキラッチ選手に加え、バッジョ選手にもゴールが生まれて2-0で勝利しました。結果、3戦全勝のイタリアが首位で通過しています。

 ノックアウトステージのラウンド16ではウルグアイと対戦し2-0で勝利すると、準々決勝はアイルランドに1-0で勝利しました。準決勝では、前回大会優勝のアルゼンチンと激突。17分に絶好調のスキラッチ選手が先制点を奪いますが、67分に同点ゴールを許すと、試合はそのまま延長戦も終えてPK戦に。イタリアは4人目のドナドーニ選手、5人目のアルド・セレーナが外したのに対して、アルゼンチンは4人が決めて終了。イタリアはPK戦で涙を飲むことになりました。しかしワールドカップ1990でエースとして大活躍したスキラッチ選手が6得点を奪い、ゴールデンシュー賞(得点王)に輝きました。

ワールドカップ1990 決勝

日時 対戦カード
1990年7月8日 西ドイツ 1-0 アルゼンチン

ワールドカップ1990 3位決定戦

日時 対戦カード
1990年7月7日 イタリア 2-1 イングランド

ワールドカップ1990 準決勝

日時 対戦カード
1990年7月3日 イタリア 1-1(延長:PK戦3-4) アルゼンチン
1990年7月4日 西ドイツ 1-1(延長:PK戦4-3) イングランド

ワールドカップ1990 準々決勝

日時 対戦カード
1990年6月30日 ユーゴスラビア 0-0(延長:PK戦2-3) アルゼンチン
1990年6月30日 イタリア 1-0 アイルランド
1990年7月1日 西ドイツ 1-0 チェコスロバキア
1990年7月1日 イングランド 3-2(延長) カメルーン

ワールドカップ1990 ラウンド16

日時 対戦カード
1990年6月23日 カメルーン 2-1(延長) コロンビア
1990年6月23日 チェコスロバキア 4-1 コスタリカ
1990年6月24日 ブラジル 0-1 アルゼンチン
1990年6月24日 西ドイツ 2-1 オランダ
1990年6月25日 アイルランド 0-0(延長:PK戦5-4) ルーマニア
1990年6月25日 イタリア 2-0 ウルグアイ
1990年6月26日 スペイン 1-2(延長) ユーゴスラビア
1990年6月26日 イングランド 1-0(延長) ベルギー

ワールドカップ1990 グループA

順位 チーム
1 イタリア 3 0 0 +4 6
2 チェコスロバキア 2 0 1 +3 4
3 オーストリア 1 0 2 -1 2
4 アメリカ 0 0 3 -1 0
日時 対戦カード
1990年6月9日 イタリア 1-0 オーストリア
1990年6月10日 アメリカ 1-5 チェコスロバキア
1990年6月14日 イタリア 1-0 アメリカ
1990年6月15日 オーストリア 0-1 チェコスロバキア
1990年6月19日 イタリア 2-0 チェコスロバキア
1990年6月19日 オーストリア 2-1 アメリカ

ワールドカップ1990 グループB

順位 チーム
1 カメルーン 2 0 1 -2 4
2 ルーマニア 1 1 1 +1 3
3 アルゼンチン 1 1 1 +1 3
4 ソビエト連邦 1 0 2 0 2
日時 対戦カード
1990年6月8日 アルゼンチン 0-1 カメルーン
1990年6月9日 ソビエト連邦 0-2 ルーマニア
1990年6月13日 アルゼンチン 2-0 ソビエト連邦
1990年6月14日 カメルーン 2-1 ルーマニア
1990年6月18日 カメルーン 0-4 ソビエト連邦
1990年6月18日 アルゼンチン 1-1 ルーマニア

ワールドカップ1990 グループC

順位 チーム
1 ブラジル 3 0 0 +3 6
2 コスタリカ 2 0 1 +1 4
3 スコットランド 1 0 2 -1 2
4 スウェーデン 0 0 3 -3 0
日時 対戦カード
1990年6月10日 ブラジル 2-1 スウェーデン
1990年6月11日 コスタリカ 1-0 スコットランド
1990年6月16日 ブラジル 1-0 コスタリカ
1990年6月16日 スウェーデン 1-2 スコットランド
1990年6月20日 スウェーデン 1-2 コスタリカ
1990年6月20日 ブラジル 1-0 スコットランド

ワールドカップ1990 グループD

順位 チーム
1 西ドイツ 2 1 0 +7 5
2 ユーゴスラビア 2 0 1 +1 4
3 コロンビア 1 1 1 +1 3
4 アラブ首長国連邦 0 0 3 -9 0
日時 対戦カード
1990年6月9日 アラブ首長国連邦 0-2 コロンビア
1990年6月10日 西ドイツ 4-1 ユーゴスラビア
1990年6月14日 ユーゴスラビア 1-0 コロンビア
1990年6月15日 西ドイツ 5-1 アラブ首長国連邦
1990年6月19日 西ドイツ 1-1 コロンビア
1990年6月19日 ユーゴスラビア 4-1 アラブ首長国連邦

ワールドカップ1990 グループE

順位 チーム
1 スペイン 2 1 0 +3 5
2 ベルギー 2 0 1 +3 4
3 ウルグアイ 1 1 1 -1 3
4 韓国 0 0 3 -5 0
日時 対戦カード
1990年6月12日 ベルギー 2-0 韓国
1990年6月13日 ウルグアイ 0-0 スペイン
1990年6月17日 韓国 1-3 スペイン
1990年6月17日 ベルギー 3-1 ウルグアイ
1990年6月21日 ベルギー 1-2 スペイン
1990年6月21日 韓国 0-1 ウルグアイ

ワールドカップ1990 グループF

順位 チーム
1 イングランド 1 2 0 +1 4
2 アイルランド 0 3 0 0 3
3 オランダ 0 3 0 0 3
4 エジプト 0 2 1 -1 2
日時 対戦カード
1990年6月11日 イングランド 1-1 アイルランド
1990年6月12日 オランダ 1-1 エジプト
1990年6月16日 イングランド 0-0 オランダ
1990年6月17日 アイルランド 0-0 エジプト
1990年6月21日 イングランド 1-0 エジプト
1990年6月21日 アイルランド 1-1 オランダ

ワールドカップ1990 各組3位チーム

順位 チーム
1 アルゼンチン 1 1 1 +1 3
2 コロンビア 1 1 1 +1 3
3 オランダ 0 3 0 0 3
4 ウルグアイ 1 1 1 -1 3
5 オーストリア 1 0 2 -1 2
6 スコットランド 1 0 2 -1 2

※表内の日時は全て現地時間

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ワールドカップ1990での日本の結果・順位は?

ワールドカップ1990予選での日本の活躍

 1990 FIFAワールドカップのアジア予選は、26チームが参加しました。しかし組み合わせ抽選前にモルディブが棄権。さらに組み合わせ抽選後にバーレーンと、南イエメン、インドの3カ国が棄権し、最終的には22チームで2つの出場枠を争いました。

 1次予選は、25チーム(組み合わせ抽選後に3カ国が棄権)を6つのグループに分けて、各組でホーム&アウェイの2巡総当たり戦を実施。各組1位のチームが最終予選に進出します。さらに最終予選は、進出した6チームがシンガポールでの集中開催方式で総当たりを実施。上位2チームに出場権が与えられました。

 1次予選を戦う日本は北朝鮮、インドネシア、香港と共にグループ6に所属。当時のメンバーは横山謙三(よこやま けんぞう)監督の下、GK松永成立(まつなが しげたつ)選手、DF堀池巧(ほりいけ たくみ)選手、信藤克義(しんとう かつよし)選手、井原正巳(いはら まさみ)選手、梶野智幸(かじの ともゆき)選手、MF佐々木雅尚(ささき まさなお)選手、柱谷哲二(はしらたに てつじ)選手、名取篤(なとり あつし)選手、水沼貴史(みずぬま たかし)選手、FW長谷川健太(はせがわ けんた)選手、吉田光範(よしだ みつのり)選手らが名を連ねました。

 日本代表は初戦の香港戦、続くインドネシア戦で2試合続けて0-0の引き分けに終わるなど、厳しいスタートになりました。しかし第3戦の北朝鮮戦で2-1、第4戦のインドネシア戦で5-0と2連勝と勢いに乗ります。ところが、第5戦の香港戦でまたも引き分けに終わり、最終戦は勝ち点で並ぶ北朝鮮との一騎討ちとなりました。しかしvs北朝鮮戦を0-2で落とした日本は、グループ2位となり、1次予選での敗退となりました。

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ワールドカップ1990のまとめ

 今回はイタリアで開催されたワールドカップ1990の大会結果や優勝した西ドイツの戦いぶりなどについて詳しくお伝えしました。優勝を争った西ドイツ(ドイツ)とアルゼンチンは、過去に3度、決勝の舞台で対戦しています。ワールドカップ1986はアルゼンチンが優勝、ワールドカップ1990年は西ドイツが優勝、ワールドカップ2014はドイツが優勝しています。今年開催のワールドカップ2022では、4度目となるドイツとアルゼンチンの決勝戦となるでしょうか?

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