ブンデスリーガ2部の第3節が5日に行われ、デュッセルドルフとザントハウゼンが対戦した。デュッセルドルフに所属している田中碧、アペルカンプ真大は開幕から3試合連続のスタメン出場を飾っている。

 試合は序盤から開幕2連勝の勢いをそのままに、デュッセルドルフのペースで進む。7本ものシュートを放ったものの得点は挙げられず、前半はスコアレスで終了した。

 後半に入ると開始早々に均衡が破れる。46分、左サイドバックのチマ・オコロジがサイドラインを駆け上がって低いクロスボールを送ると、中で待っていたヤニク・バッハマンがネットを揺らし、ザントハウゼンが先手を取った。

 その後はデュッセルドルフも同点を目指して攻撃を続けたものの、歯車が噛み合わずなかなか危険なエリアに侵入できない。逆にザントハウゼンは後半に勢いを増し、徐々にシュートチャンスを増やしていく。

 結局最後までスコアは動かず、試合はこのままタイムアップ。デュッセルドルフは開幕3連勝を逃すこととなり、ザントハウゼンは今季2度目の白星を掴み取った。田中碧、アペルカンプ真大はフル出場を果たしている。

 次節、デュッセルドルフは14日にグロイター・フュルトをホームに迎える。一方、ザントハウゼンは13日に敵地でカールスルーエと対戦予定だ。

【スコア】
ザントハウゼン 1-0 デュッセルドルフ

【得点者】
1-0 46分 ヤニク・バッハマン(ザントハウゼン)