レアル・ソシエダを率いるイマノル・アルグアシル監督が、ラ・リーガ開幕節で躍動した日本代表MF久保建英を称賛した。14日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。

 ラ・リーガ第1節が現地時間14日に行われ、レアル・ソシエダは敵地でカディスと対戦。試合は24分の久保のゴールが決勝点となり、レアル・ソシエダが開幕戦を白星で飾っている。

 アルグアシル監督は、「これ以上ないくらいに嬉しいよ。何人かの選手にとっては今日が最初の試合だったので良いスタートを切ることが重要だった。今日は素晴らしい仕事をしたと思っている。中盤から前線にかけての選手のクオリティは高く、ボールをしっかりと保持することができる。しかし今日はチーム全員での素晴らしいディフェンスも見られた。この結果は妥当だと感じているし、これからも継続していかなければならない」と試合を振り返った。

 続けて、決勝点をマークし勝利に大きく貢献した久保については次のようにコメントし、同選手の才能を絶賛した。

「彼は素晴らしい選手だよ。多くの才能と高いクオリティを持っていて、素晴らしい選手たちに囲まれている。インサイド、アウトサイド、すべての面において彼のことが好きだよ。トップ下でのクオリティが高く、相手の動きを見ながらチームが何をすべきなのかを判断し、理解することができる。そして様々なことを非常にうまくやってくれている」

 ラ・リーガ初戦からいきなり存在感を示した久保。今後の活躍にも大きな期待がかかる。レアル・ソシエダの次節は21日に行われ、ホームで強豪バルセロナと対戦する。