セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧(27)が先週末のリーグ戦のスタッツで、マンチェスター・シティ所属のノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド(22)の比較対象になった。17日、セルティックの専門サイト『READ CELTIC』が伝えている。
古橋亨梧は昨季からセルティックの絶対的ストライカーとして活躍。今季はここまで全3試合でスタメン出場しているほか、今月14日のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第3節・キルマーノック戦では前半7分に日本代表FW前田大然(24)のアシストから先制ゴールを叩き出している。
セルティックの情報を専門に扱うツイッターアカウント『Lost in the Half-space』は今月15日、ボーンマス戦におけるハーランドとキルマーノック戦における古橋亨梧について「両者ともにオープンプレーからのパスがそれぞれ1本、ゴールへのシュートが2本だった」と説明。
『READ CELTIC』は「セルティックのスターが、5100万ポンドのストライカーと比較される」と見出しをうち、「2人のちがいは、キルマーノック戦でキョウゴがゴールを決めたのに対し、マンチェスター・シティのストライカーは、ボーンマス戦で無得点だったということだ」
「2人のパフォーマンスの共通点として最も注目すべきは、彼らが所属するクラブの試合にそれほど関与していないことだ。ボールを支配しないゲーム展開でも、試合に影響を与えることができている。これは優れたストライカーの証である」と見解を述べている。
その上で「ハーランドは、より直接相手ゴールに脅威を与える選手だ。例えば、彼が1試合で5、6ゴールを決めることは想像できるが、キョウゴがそうすることはおそらく想像できない」
「それはマンチェスター・シティが作り出すチャンスに起因している。マンチェスター・シティはセルティックよりも試合で主導権を握ることができる」
「しかし、それはキョウゴがコンスタントにゴールを決める能力がないという意味ではない。彼は今季すでに2ゴールを決めている。もし彼が怪我をしなければ、昨季の得点数(20)を超える可能性は十分にある」と、古橋亨梧のクオリティを高く評価。
「キョウゴとハーランドがチャンピオンズリーグのグループステージで対戦するのか、興味深いところだ」と締めくくっている。