フライブルクに所属する日本代表MF堂安律が、自身のユーチューブチャンネルでシーズンオフの様子を紹介した。
■10年以上通う地元の店へ
オフを過ごしていた堂安がユーチューブで訪れたのは、阪神尼崎駅から徒歩3分の場所にある、てっちゃん鍋専門店『やすもり』。地元の兵庫県尼崎市に帰ったときは「1日目に来る」ようで、初めて行ったのは小学6年生のときだという。
入店して店員と会話を交わした日本代表MFは、「盛り合わせてっちゃん鍋」2人前を注文。同時に生ビールも頼んで“ゴクゴク”と音を立てながら味わい、「美味そうに飲むでしょ?CM来ないかなぁ」と冗談を言い放つと、店員から「VISAカード(のCM)で十分やろ」と返されている。そして、てっちゃん鍋のあまりの美味しさに「1杯じゃ止まらんよ」と笑顔でコメントし、2杯目を頼む場面も見られた。
なお堂安は「シーズン中は全く飲まへん」と語っており、シーズンの間はプロサッカー選手としてのコンディション管理からアルコールを断っているようだ。さらに東京五輪までは禁酒していたという。
また動画内では他のお客さんに「頑張ってる?」と話しかけられ、気さくに会話を交わす場面も見られた。店員も「飾りのない人間で、こういう地位に立っているけど腰も低くて気軽にしゃべってくれるし、素直な子です」と堂安の印象を語っている。
この動画を見たファンからは、「地元愛強くて地元の人達からも愛されてるのが分かる」や「一流の選手がこういう動画出してくれるのは最高過ぎますね。いつもプレーしか観てないから新鮮でした」、「見てるだけで心温まった。堂安の人柄も素敵だね」といったコメントが寄せられている。
■新天地で躍動
今夏フライブルクへ移籍した堂安は、DFBポカール1回戦のカイザースラウテルン戦でスタメン出場すると逆転ゴールを決めて勝利に貢献。さらにブンデスリーガ開幕節アウクスブルク戦でもネットを揺らした。ここまで公式戦4試合すべてで先発に選ばれており、指揮官からの厚い信頼がうかがえる。
昨年は東京五輪があったため、やすもりを訪れることができなかった堂安。2年ぶりに味わった思い出のてっちゃん鍋を活力に、これからもフライブルクをけん引する。