元日本代表FW本田圭佑が南アフリカ・ワールドカップ(W杯)で決めたFKが再び話題になっている。

■「これ鮮明に覚えてる」

 カタールW杯の日本語版公式ツイッターは、日本代表の選手たちがこれまでの大会で決めたゴールをランキング形式で毎日紹介している。ついに発表された栄えある第1位のゴールは、本田が南アフリカ大会のデンマーク戦で決めたFKだ。

 決勝トーナメント進出がかかった大一番にスタメン出場した本田は、前半にFKを獲得。ゴールからは遠く離れた右サイドの位置からのFKであったが、本田は直接狙った。

 左足から放たれたボールは回転することなく不規則な軌道を描いてゴールに進んでいき、左サイドネットに突き刺さる。このスーパーゴールで日本が先制に成功した。

 この大会で大活躍だった本田による12年前の得点を見たファンからは多くのコメントが送られている。

「俺がサッカーを好きになったきっかけのゴール」
「これはエグかったよなぁ〜!日本サッカーの記憶に刻まれてるゴールシーン」
「当時友達のジャブラニでめっちゃ練習して無回転蹴れるようになった」
「このフリーキックで虜になりました」
「これ鮮明に覚えてる。ソフィアにいたころ。ルームメイトのブル人誘ってパブで見てた」
「まさにスーパーゴール。いまだに鳥肌が立つ」
「この舞台の、このタイミング、この位置から決められるっていうのが本当にすごい」

■日本代表のW杯最多得点者

 この南アフリカ大会では初戦のカメルーン戦でもゴールを決めている本田は、2014年のブラジル大会、そして2018年のロシア大会でもゴールを記録。W杯で通算4得点を決めており、これは日本代表のなかで歴代最多の数字である。

 カタールW杯では、記録にも記憶にも残る得点を決めてきた本田のような活躍を、現代表の選手たちに期待したい。