現地時間11月20日、カタール・ワールドカップ(W杯)がついに開幕した。世界中のスーパースターたちの活躍に期待が高まるなか、英メディア『90min』では「W杯で先発する32人のGKランキング」を掲載。出場32か国の先発が予想される守護神を順位付けしている。

 1位に輝いたのはティボー・クルトワ(ベルギー)。先月にはシーズン最優秀GKに贈られるヤシン・トロフィーも手にしており、名実ともに世界最高のGKだ。以降トップ5はアリソン・ベッカー(ブラジル)、マヌエル・ノイアー(ドイツ)、エドゥアール・メンディ(セネガル)、エミリアーノ・マルティネス(アルゼンチン)と実力者が続いている。

 そして日本からは、カタールW杯前最後の強化試合でゴールを守った権田修一ではなく、シュミット・ダニエルが登場。アジアトップの22位に入った。『90min』はベルギー1部シント=トロイデンでプレーするシュミットを、以下のように紹介している。

「シュミット・ダニエルは数年間、日本代表から出たり入ったりしていたが、2021-22シーズンに良い成績を収め、少し安定したようだ。この30歳はシント=トロイデンという守備的なチームで、ジュピラー・プロ・リーグにおいて11のクリーンシートを達成した。そして9月に行なわれた2つの代表戦に出場してワールドカップに臨むことになった」

 果たしてドイツとの初戦では、権田とシュミットのどちらが先発するのか。『90min』は海外でプレーする後者が優勢と見ているようだ。

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 なお、今回発表された全順位は以下の通り。

1位 ティボー・クルトワ(ベルギー)
2位 アリソン・ベッカー(ブラジル)
3位 マヌエル・ノイアー(ドイツ)
4位 エドゥアール・メンディ(セネガル)
5位 エミリアーノ・マルティネス(アルゼンチン)
6位 ケイラー・ナバス(コスタリカ)
7位 ユーゴ・ロリス(フランス)
8位 ジョーダン・ピックフォード(イングランド)
9位 ディオゴ・コスタ(ポルトガル)
10位 ウナイ・シモン(スペイン)
11位 ヤン・ゾマー(スイス)
12位 アンドレ・オナナ(カメルーン)
13位 ボノ(モロッコ)
14位 ヴォイチェフ・シュチェスニー(ポーランド)
15位 キャスパー・シュマイケル(デンマーク)
16位 ギジェルモ・オチョア(メキシコ)
17位 セルヒオ・ロチェト(ウルグアイ)
18位 ヴァニャ・ミリンコビッチ=サビッチ(セルビア)
19位 レムコ・パスフェール(オランダ)
20位 ミラン・ボージャン(カナダ)
21位 ドミニク・リバコビッチ(クロアチア)
22位 シュミット・ダニエル(日本)
23位 マシュー・ライアン(オーストラリア)
24位 ウェイン・ヘネシー(ウェールズ)
25位 マット・ターナー(アメリカ)
26位 アイメン・ダーメン(チュニジア)
27位 アレクサンデル・ドミンゲス(エクアドル)
28位 キム・スンギュ(韓国)
29位 サアド・アル・シーブ(カタール)
30位 アレリザ・ベイランバンド(イラン)
31位 ローレンス・アティ=ジギ(ガーナ)
32位 モハンメド・アル・オワイス(サウジアラビア)

構成●サッカーダイジェストWeb編集部