ブンデスリーガ第4節の5試合が日本時間27日22時30分から行われた。

 DF吉田麻也が所属するシャルケと、MF原口元気が所属するウニオン・ベルリンが対戦。吉田は開幕4試合連続で先発し、原口は2試合連続のベンチスタートとなった。試合は6分にウニオンが先制。新加入のモアテン・トルスビーがセットプレーの流れからブンデスリーガ初得点を記録した。シャルケは31分、マリウス・ビュルターのPKで試合を振り出しに戻す。しかし37分、シェラルド・ベッカーのゴールでウニオンが勝ち越すと、前半終了間際にはセットプレーのこぼれ球に反応したヤニク・ハベラーが強烈なミドルシュートを突き刺し、ウニオンが2点リードで折り返す。

 ウニオンは後半立ち上がりにリードを広げる。浮き球に抜け出そうとしたジョルダン・シエバチュは吉田に止められたものの、こぼれ球に反応したベッカーがネットを揺らした。87分には相手のクリアミスを拾ったスヴェン・ミヒェルがドリブルでペナルティエリアに侵入。必死にカバーへ戻った吉田の股の間を通してダメ押しの5点目を奪った。さらに90分、吉田に競り勝ったケヴィン・ベーレンスのヘディングパスに抜け出したミヒェルがトドメの6点目。結局、原口に出番は訪れなかったが、ウニオンは6-1で勝利し、2連勝で開幕4戦無敗(3勝1分)となった。

 前節ブレーメンに衝撃の逆転負けを喫したドルトムントは、開幕3戦未勝利のヘルタ・ベルリンと敵地で対戦。32分、アントニー・モデストがエムレ・ジャンのクロスに頭で合わせて加入後初ゴールを記録して先制する。その後は何度も決定機が訪れたドルトムントだが、追加点は奪えず。それでもヘルタの追い上げを許さず、1-0の勝利で今季3勝目となった。

 3連敗スタートとなったレヴァークーゼンは、敵地でマインツと対戦。29分、コーナーキックのこぼれ球を拾ったエセキエル・パラシオスのシュートが相手に当たってゴールに吸い込まれ、先制に成功する。39分と41分にはジェレミー・フリンポンが立て続けにネットを揺らし、レヴァークーゼンは3点リードで折り返す。77分にはピエロ・インカピエが2枚目のイエローカードを受け取り退場するが、10人で逃げ切り成功。3-0で勝利したレヴァークーゼンは今季初勝利となり、1部に昇格した1979-80シーズン以降初の開幕4連敗は免れた。

 ライプツィヒはホームでヴォルフスブルクと対戦。5分にクリストファー・エンクンクがPKを沈めて先制する。90分にティモ・ヴェルナーのクロスからエンクンクが貴重な追加点を挙げ、ライプツィヒは2-0で勝利。待望の今季初勝利を収めた。

■ブンデスリーガ第4節
▼8月26日(金)
フライブルク 1-0 ボーフム

▼8月27日(土)
ライプツィヒ 2-0 ヴォルフスブルク
マインツ 0-3 レヴァークーゼン
ホッフェンハイム 1-0 アウクスブルク
ヘルタ・ベルリン 0-1 ドルトムント
シャルケ 1-6 ウニオン・ベルリン
25:30 バイエルン vs ボルシアMG

▼8月28日(日)
22:30 ケルン vs シュトゥットガルト
24:30 ブレーメン vs フランクフルト

※キックオフは日本時間