シャルケ所属の日本代表DF吉田麻也(34)は27日、日本代表MF原口元気(31)擁するウニオン・ベルリンとの一戦で5失点に関与。ドイツ紙『ビルト』から直接批判を受けている。
シャルケは、ブンデスリーガ第4節・ウニオン・ベルリン戦で1-2で迎えた前半アディショナルタイムに追加点を許すと、後半キックオフから1分後にも失点。その後もウニオン・ベルリン相手に防戦一方の展開となり、1-6と大敗。守備陣のもろさを露呈したことにより、サポーターから批判を浴びている。
また副キャプテンの吉田麻也は、今季開幕から全試合でフル出場。守備陣の中心選手としてプレーしているが、ウニオン・ベルリン戦では自らのミスから5ゴールを献上。ドイツメディア『RUHR24』から「6」点(6段階評価で「1」が最高点)とワースト評価を受けていた。
『ビルト』はウニオン・ベルリン戦の大敗劇について「ウニオン・ベルリン戦の惨敗により、昇格組シャルケは降格争いに巻き込まれている。4試合で勝ち点2しか獲得しておらず、すでに11失点を喫している。誰もが警鐘を鳴らしている」とリポート。
吉田麻也の「この教訓から学ばなければならない。我々にはもっと明確なやり方や自信が必要だ」というコメントを紹介している。
そして「二流の攻撃陣に加え、守備陣(特にヨシダ!)のブンデスリーガ適性に対する疑問も大きくなってきた」と綴り、吉田麻也をのパフォーマンスがブンデスリーガのレベルにないと指摘。
「開幕戦から物議を醸しているクラマーが、シュツットガルト戦(9月3日)、VfLボーフム戦(9月10日)で今季初勝利をあげなければ、議論は一気にエスカレートしかねない」と、今後2試合の結果次第で監督解任の可能性があると見解を示した。