今夏の移籍市場でローマへ移籍したアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラがついに初ゴールを決めた。圧巻の2ゴールで、ローマを勝利に導いた。

■移籍後初ゴール

 ついにディバラがローマでの初ゴールを決めた。イタリア・セリエA第4節、ASローマーモンツァが現地時間8月30日に行われた。昇格組のモンツァと対戦することになったローマは、ディバラやタミー・エイブラハム、ロレンツォ・ペッレグリーニやネマニャ・マティッチなどがスタメンに名を連ねた。

 先制ゴールが生まれたのは前半18分。前線へクリアボールを送ると、高く上がったボールを、エイブラハムがヘディングで前へ送る。このボールの落下点目掛けて一気に加速したディバラは、マイボールにすると相手DFに追いつかせることなくゴール前へドリブル。そのま、あ左足を振り抜いてゴールを決めたのだ。

 これが、ディバラにとってのローマ移籍後初ゴール。前節のユベントス戦では初アシストを記録していたが、ついに自らゴールを記録した。このゴールにはツイッター上で「最高だ」や「ディバラ神」、「あれを決めてくれるディバラは流石」や「相変わらず美しいぜ」などの声があがっている。

■負けなしの首位

 先制ゴールでローマ初ゴールを記録したディバラは続く32分、エイブラハムのシュートのこぼれ球を押し込んでドッピエッタ(1試合2ゴール)を達成する。チームは前半を2−0で折り返すと、61分にCKからロジェール・イバニェスがヘディングで決めてダメ押し。試合はこのまま終了し、ローマが3−0の勝利を収めた。

 勝利を収めたローマはこれで開幕から負けなしの3勝1分で首位をキープ。ジョゼ・モウリーニョ体制での2年目は好スタートを切っている。ローマはこのままの調子を維持し、2000/01シーズン以来となる22年ぶりのセリエA優勝を果たすことができるだろうか。