■9月3日/ブンデスリーガ第5節 アイントラハト・フランクフルト 4ー0 ライプツィヒ
現地時間の9月3日、ブンデスリーガ第5節の6試合が各地で行われ、サッカー日本代表・鎌田大地と元代表・長谷部誠が所属するフランクフルトはホームライプツィヒを迎えて対戦した。
4-0と大勝した試合で、口火を切ったのが先発出場した鎌田だ。スコアレスの前半16分、この日本代表も絡みながらフランクフルトが相手陣内でボールを回し、マリオ・ゲッツェへと渡る。
この元ドイツ代表が相手ペナルティエリアの左手前からゴール手前右側にいたFWランダル・コロ・ムアニにクロスを送ると、背番号9はこれを頭で合わせる。しかし、ゴールを直接狙うのではなく、ゴール前中央に走り込んでいた鎌田に向けて折り返し。相手GKの位置を見ながらこれをダイレクトで頭で押し込んだ背番号15が、右のサイドネットを揺らしたのだ。
前半10分にも一度はゴールを揺らしたもののオフサイドで認められなかった日本代表にとって、これが今リーグ戦季3点目、公式戦5点目のゴールだった。この得点に勢いづけられたように、前半22分にMFセバスティアン・ローデが加点。フランクフルトは前半を2点リードで折り返す。
■鎌田はフル出場、長谷部はベンチ入りも出番なし
後半も22分にDFトゥタが、後半39分にコロンビア代表FWラファエル・ボレがPKで追加点を奪い、4ゴールを挙げての白星を掴んだ。鎌田はフル出場し、長谷部はベンチ入りしたものの出番がなかった。
鎌田のゴールに対しては、以下のようなコメントがあった。
「10番彼に任せないか?」
「あの折り返しに反応できるのすごい」
「折り返した選手、自分で決めたいだろうけど冷静に味方に…スゴい 走り込む鎌田も信頼されてるんだろうな すごく良い形」
「絶好調!!!」
「鎌田さんが覚醒しました。W杯楽しみ」
フランクフルトはブンデスリーガ5戦で2勝2分1敗の勝点8として、9位に。次節は再びホーム戦で、ウォルフスブルクを迎える。
すでに得点量産体制に入りつつある鎌田がゴールを重ねられるか、注目だ。