【プレミアリーグ】マンチェスター・ユナイテッド3-1アーセナル(日本時間9月5日/オールド・トラッフォード)
クリスティアーノ・ロナウドが、全力スプリントでゴール前に飛び込むも味方との呼吸が合わずにオーバージェスチャーで何度も悔しさをあらわにする一幕があった。37歳になってもなお、全力でのスプリントを繰り返す献身性を見せたポルトガル代表FWの今季初ゴールはおあずけに。わずかにパスがズレてフィニッシュに持ち込めなかったロナウドは天を仰いだ。
マンチェスター・ユナイテッドは、イングリッシュ・プレミアリーグ第6節でアーセナルをオールド・トラッフォードに迎えた。ベンチスタートとなったロナウドは、1点をリードした58分に新加入のブラジル代表FW・アントニーとの交代でピッチに立った。
投入と同時に連続的なスプリントを仕掛けるなど、37歳とは思えないハードワークでチームに貢献。すると3-1で迎えた83分にその場面は訪れた。
左サイドでスリップした相手選手からボールを奪い、マンチェスター・Uがカウンターを仕掛ける。その瞬間、ギアを上げて前線に走り込んだロナウドだったが、味方からのスルーパスはわずかに長い。懸命に追いかけるが、先に相手GKにクリアされてしまいチャンスを逸した。
通っていれば、今季初ゴールというシーンであり、勝利を確信する追加点と思われただけに、ロナウドも両手を上げて悔しさをあらわにする。リプレイ映像でもその様子が映し出され、天に向かって叫び、頭を抱えるなど体全部を使って感情を表現した。
ABEMAで解説を務めた戸田和幸氏は「ロナウドもスプリントのアクションが目立っている。チーム全体で取り組んでいて、ロナウド自身もハードワークするようになっていますね。37歳なので簡単なことではないですが、連続性とスプリントはプレスの場面で出ていますね」とロナウドの献身的なプレーを称賛した。
さらにABEMAのコメント欄でも「ロナウドきめてほすぃー」「ロナウド頑張ってほしいね」「ハードワークするロナウドかっこいい」といった称賛する声も多く見られた。
ロナウドにゴールこそ生まれなかったが、マンチェスター・Uは5連勝中だったアーセナルに3-1と快勝。開幕2連敗と苦しいスタートから4連勝を飾り、5位に浮上した。
(ABEMA/プレミアリーグ)