Y.S.C.C.横浜の元日本代表MF松井大輔が9月4日、自身のYouTubeチャンネルで最新コンテンツを公開。ゲスト出演した元日本代表MFの中村憲剛氏と、カタール・ワールドカップについて語った。
日本がグループステージ抽選会でドイツやスペインと同じグループEに入ると決まった時、中村氏は、「冗談かと思った」「えらいグループに入った」「ただ、いちサッカーファンとしては、めちゃくちゃ楽しみ。早く見たい」という感想だったという。日本の戦いについては次のように語る。
「普通に考えれば、全力でぶつかって、毎回勝てる相手じゃないので。その何回かのうちの一回を、ここに持ってこられるかを考えると、予選突破がまず大目標になることは間違いない」
松井がスコア予想を尋ねると、中村氏は「スコアは全く読めないけど、ドイツは得点を重ね続けられるチーム」として、2014年のブラジル・ワールドカップ準決勝でブラジルを7-1で下した一戦を例に、「相手のテンションがグッって下がった時のたたみ掛ける強さ。日本がどこまで我慢できるか。先に点を取れると全然変わってくると思う」と述べる。
代表の選手枠が3人増で26人となる点については、「どの選手を入れるのか、非常に楽しみ。若い選手か、ベテラン選手か、一個の武器をピンポイントで使うのかで、意味合いが変わってくるから」「26人いるとすごく幅が広がる」「どの3人にするのかは、すごく大事」とポイントになると分析した。
また、松井に優勝候補を尋ねられると、中村氏はフランスを挙げた。優勝した前回のロシア・ワールドカップで「24~25歳、平均年齢が。そのままスライドしてきているから。それが良いほうに出るのか、良くないほうに出るのかっていうのは、ちょっと分かんないかな」としたうえで、「推したくはなるかな」と予想した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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