リバプールがまさかのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)初戦黒星発進となってしまった。

■ナポリが勝利

 CLグループA第1節、ナポリ対リバプールが現地時間9月7日に行われホームの、ホームのナポリが4−1の勝利を収めた。2018/19シーズンのCL王者がまさかの初戦黒星発進となってしまった。

 リバプールではロベルト・フィルミーノやモハメド・サラー、ルイス・ディアスやフィルジル・ファン・ダイクなどがスタメン出場。一方、ナポリではヴィクター・オシムヘンやピオトル・ジエリンスキ、マッテオ・ポリターノや韓国代表DFキム・ミンジェなどがスタメン出場を果たしている。

 試合が動いたのは開始5分。ジェームズ・ミルナーのハンドで相手にPKを献上すると、ジエリンスキがこのPKを決めてナポリが先制に成功した。続く31分にジエリンスキとのワンツーでペナルティエリア左に抜け出したアンドレ=フランク・ザンボ・アンギサが冷静にゴールを決めてナポリが追加点を奪う。

 さらに44分、クヴィチャ・クワラツヘリアが左サイドで粘ると中央へ高速クロスを供給。ジョバンニ・シメオネがダイレクトで決めて3点目を奪った。前半を3−0で折り返すと、後半開始早々の47分にジエリンスキがこの日2ゴール目を決める。

 まさかの4失点となってしまったリバプールは49分にディアスのゴールで1点を返すのがやっと。その後追加点を奪うことができなかったリバプールは1−4の敗戦を喫してしまった。

■4失点敗北でスタート

 CL初戦をまさかの4失点で黒星発進となってしまったリバプール。ツイッター上では「去年あんなに強かったリバプールがもう…」や「リバプールさんやばい。クロップピンチ」などの声があがっている。

 CLでは前日に同じプレミアリーグの強豪チェルシーが初戦でディナモ・ザグレブに0−1の敗戦。トーマス・トゥヘル監督も解任となった。今季のCL開幕戦で2日連続でプレミアリーグの名門が敗戦を喫してしまった。