昨年末にカタールで行われたFIFAワールドカップ。FIFAは各国代表選手を派遣した440クラブに支給する補償金を発表した。
全837人に1日当たり10,950ドル(151万円)の計算で総額は2.09億ドル(289.8億円)!
大会でのプレータイムは関係なく、過去2年間に所属していたクラブに分配金が支払われる(FIFAが当該クラブの加盟する協会・連盟を通じて支給)。
日本代表は計23日間W杯を戦ったので、各選手につき25万ドル(3467万円)が支給される。合計だと9億円ほどだ。
FIFAは酒井宏樹を例示している。彼は2021年6月にマルセイユから浦和レッズに移籍。そのため、マルセイユに83333ドル(1155万円)、浦和に83333ドル×2(2311万円)が支払われる。
FIFAがJFA(日本サッカー協会)に支払った補償金総額は、計14クラブで285万9,888ドル(4億円)。
これは、アジアサッカー連盟加盟国のなかで4番目の額(サウジアラビア、カタール、韓国、日本、オーストラリアの順)。海外組が多いことの裏返しといえるかもしれない。
AFC加盟クラブで最も多い金額を受けとったのは、カタールのアル・サッドで281万7,911ドル(3.9億円)。2位はアル・ヒラル、3位はアル・ナスル、4位はアル・ドゥハイル、5位は全北現代モータースだった。
FIFAが発表したJリーグクラブに支払った補償金額はこちら。
1位 川崎フロンターレ 629,650ドル(8733万円)
2位 浦和レッズ 282,886ドル(3932.1万円)
3位 ガンバ大阪 251,860ドル(3500.8万円)
3位 名古屋グランパス 251,860ドル(3500.8万円)
5位 清水エスパルス 209,883ドル(2917.3万円)
5位 湘南ベルマーレ 209,883ドル(2917.3万円)
7位 FC東京 167,906ドル(2333.8万円)
7位 鹿島アントラーズ 167,906ドル(2333.8万円)
7位 柏レイソル 167,906ドル(2333.8万円)
10位 ファジアーノ岡山 153,306ドル(2130.9万円)
11位 横浜F・マリノス 125,930ドル(1750.4万円)
12位 アルビレックス新潟 114,979ドル(1598.2万円)
13位 ジュビロ磐田 83,953ドル(1166.9万円)
14位 ギラヴァンツ北九州 41,976ドル(583.4万円)
当然ながら、日本人選手ではなく、外国籍の助っ人選手たちも対象になる。
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ちなみに、最も多くの補償金を得たクラブは、マンチェスター・シティで459万6,445ドル(6億3,750万円)だった。