15日、9月の欧州遠征に臨む日本代表メンバー30人が発表された。
カタール・ワールドカップ(W杯)前の最後のトレーニングキャンプとなる今回の活動。アメリカ代表、そしてエクアドル代表と、ドイツのデュッセルドルフで対戦する。
今回は国内組から8名が招集。その中で、7月のEAFF E-1サッカー選手権からはFW相馬勇紀(名古屋グランパス)、FW町野修斗(湘南ベルマーレ)が生き残る形となった。
森保一監督は、2人について言及。E-1中の活躍はもちろんのこと、その後のクラブでのパフォーマンスを見ていたとした。
「まずはE-1で良いプレーしていた選手はまだまだいますし、チーム全体で良い戦いができたと思っています」
「E-1選手権の前から、E-1、E-1後の自チームでのパフォーマンスを見ていて、彼らがこのチームに入っていてもしっかり機能できるというパフォーマンスを確認させてもらいながら、今回のメンバーに選ばせてもらいました」
「彼らがこのグループに入った時にトレーニングの中から、試合でプレーするチャンスがあれば、自分ができること、自分がチームのためにできることを最大限思い切って見せて欲しいと思っています」
他にもいるとした中で、招集された国内組の2人に加え、今回はDF瀬古歩夢(グラスホッパー/スイス)が久々に招集を受けている。
瀬古については「瀬古歩夢については、グラスホッパーに移籍して、新しいシーズンではレギュラーとして試合に出ていますし、去年移籍してきた時から色々な部分で強く激しく、インテンシティ高く戦う中で、強さを身につけています」と海外移籍での成長を評価。また、「本来彼が持っているディフェンスではありますが、攻撃の組み立て等々、対人の強さを発揮できていることを、現地の視察や映像で確認し、今回のグループに入っても活躍できるだろうということで招集させていただきました」とし、期待できる部分が伸びている点が招集理由だとした。