コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスのギリシャ1部オリンピアコスへの加入が決定した。
■気になる背番号
2021年9月にカタールのアル・ラーヤンSCへ移籍したハメスは、新天地で公式戦14試合に出場して5得点7アシストを記録。しかし、双方合意の上で2022年9月にアル・ラーヤンとの契約を解除することになった。そして今回、フリーの形でオリンピアコスへと加入し、欧州復帰を果たした。
それに伴い、オリンピアコスの公式ツイッターはハメスの加入決定とユニフォーム画像を公開。この画像には1万9000以上のいいねがついた。オリンピアコスの公式サイトによると、背番号は「10」に決定。コロンビア代表MFを「世界のフットボールスター」と称し、同選手の加入を歓迎している。
このコロンビア代表MFは2014年のブラジルワールドカップで活躍すると、同年7月にレアルと6年間の契約を締結。当初は出場機会を与えられていたハメスはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)やラ・リーガ、クラブワールドカップなどの優勝を経験した。
しかし、ジネディーヌ・ジダン監督が就任すると、徐々に出場機会を失い、2017年から2年間バイエルン・ミュンヘンへレンタル移籍となった。その後レアルへ復帰を果たすも、2020年9月にエバートンへ完全移籍。2021年9月にアル・ラーヤンへ加入していた。
■元レアルDFと再共演へ
オリンピアコスには2022年9月に元ブラジル代表DFでかつてレアルでプレーしたマルセロが加入。レアルでともにプレーしたハメスとマルセロの再共演も楽しみになところだ。
オリンピアコスは9月15日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループG第2節で日本代表MF堂安律が所属するフライブルクと対戦。0−3の敗戦を喫している。すでにELの選手登録の期限が過ぎているため、ハメスのEL出場は決勝トーナメントからとなる。
果たして、ハメスは新天地で活躍することができるだろうか。