プレシーズンから継続してゴールを奪っている
UEFAネイションズリーグを戦うイングランド代表は、24日のイタリア代表戦、27日のドイツ代表戦に向け、28人の招集メンバーを発表。好調を維持するマンチェスター・ユナイテッドのFWジェイドン・サンチョは選外となったが、まだカタールW杯行きを諦めてはいないようだ。
エリック・テン・ハーグ新監督の下、今季ここまで公式戦3ゴールを記録しているサンチョ。アシストはまだ記録していないものの、得点機会に絡むプレイは何度か見せており、ドルトムント時代並の成績も期待できそうなシーズン序盤となっている。
直近のヨーロッパリーグ・グループE第2節シェリフ・ティラスポリ戦では、イングランド代表入りを逃した鬱憤を晴らすかのようにゴールをゲット。ライン間でMFクリスティアン・エリクセンからのパスを受けると切り返しで相手を冷静にかわし、ボックス内に侵入。右ポスト内側に当てる見事なシュートでマンUに先制点をもたらしている。
英『Daily Mail』は、シェリフ・ティラスポリ戦後のサンチョのコメントを紹介。滑り込みでのカタールW杯メンバー入りを果たすためにも、引き続きトレーニングに集中していく所存のようだ。
「もちろん招集されなかったのは残念だけど、これからもハードワークを続けないとだし、できればW杯で招集されることを願うよ。自分のことに集中し、ハードワークを続けるだけだ」
イングランドサッカー協会(FA)は今回の代表メンバー発表に併せて、ガレス・サウスゲイト監督のメッセージも掲載。彼は「今回参加しない選手もこれで終わりというわけではない」と述べており、当然サンチョにもまだチャンスはあるはず。ここからゴールやアシストをさらに積み上げていき、目に見える結果でサウスゲイト監督にアピールしたいところだ。