カタール・ワールドカップに向けて出場国が続々と新たなデザインのユニホームを発表するなか、韓国代表の最新モデルもナイキ社からリリースされた。

【PHOTO】“鬼”がモチーフとなった韓国代表の最新モデルも! カタールW杯・出場国の「本大会用ユニホーム」を一挙公開!

 伝統の赤を主体としたデザインに変更はなく、シンプルに襟やパンツに黒を効果的に使ってアクセントを加えている。モデルを務めているのはウォルバーハンプトン(イングランド)所属のFWファン・ヒチャンで、空中を浮遊するようなイメージカットとなっている。

 ナイキ社は、「無鉄砲、大胆、エネルギッシュ。韓国のホームユニホームは、トッケビ(日本語で鬼、精霊、妖怪などの意)のモチーフを中心にデザインされています。巨人にも立ち向かう誇り高き国民性を表現し、鮮やかなグローバルレッドと、袖には強さや力を示す虎のストライプのグラフィックを取り入れています」と解説。セカンドユニホームはまだ正式発表されていないが、「国旗にも用いられ、国の誇りと調和を意味する太極旗をもとにデザインされています」という。
 

 ニューキットの発表を受けて、全国紙『朝鮮日報』は「まさに愛称である“赤い悪魔”にピッタリのデザインだ。パンツの黒いラインが悪魔のしっぽのようだ」と評し、『ソウル経済』が「戦闘態勢が整った。このユニホームでグループリーグを突破し、いざベスト16へ!」と伝えるなど、地元メディアは好意的な反応を見せている。

 韓国は本大会でグループHに組み込まれ、ポルトガル、ウルグアイ、そしてガーナと戦う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部