スタッド・ランス所属の日本代表FW伊東純也(29)が16日、日本代表FW南野拓実(27)擁するASモナコとの一戦を前に今夏移籍を決断した理由や南野拓実とのやり取りについて語った。フランスメディア『Journal L’Union』が伝えている。
伊東純也は今年7月末、ベルギー1部KRCヘンクからスタッド・ランスへ完全移籍。移籍決定翌日の練習試合で負傷したものの、先月14日のリーグアン(フランス1部)第2節・クレルモン戦で公式戦デビューを果たしている。
また21日の第3節・ストラスブール戦以降は全試合で先発出場。前線2トップの一角でレギュラーに定着しているほか、すでに2ゴールと結果を残している。
そんな伊東純也は17日にリーグアン第8節・ASモナコ戦を控える中、記者会見に出席。スタッド・ランスへの移籍について「ここに来れてとてもうれしいですし、これから頑張らないといけないと思っています。まだあまり外に出ていませんが、いい街ですね」
「KRCヘンクでプレーしていたんですけど、新しい挑戦を求めていました。スタッド・ランスが興味深いオファーを出してくれたので、移籍を決断しました」とコメント。
移籍金が1000万ユーロ(約14億円)とクラブ歴代最高額であることについては「スタッド・ランスの歴史上、最も高額な移籍金であること?プレッシャーを感じているとまでは言いませんが、チームが勝利できるように決定的な仕事をしなければいけません。チームを引っ張らないといけないですね」
「ゴールやアシストの目標は立てていません。一番大事なのはチームの勝利ですし、チームにとって決定的な存在になりたいです」と語っている。
また他国と比べた時のリーグアンの魅力を聞かれると「リーグアンと他国のリーグを比較するのは、僕にとっては難しいですね。リーグアンにはパリ・サンジェルマンやオリンピック・リヨンなどのビッグクラブが存在しますし、彼らと対戦するのが待ち遠しいですね」と回答。
そして南野拓実については「南野拓実とは何度もメッセージのやり取りをしていますが、試合に関する話はしていないですね」と、具体的なやり取りの内容を明かすことはなかった。