アーセナルに所属する15歳のMFイーサン・ヌワネリが途中出場でプレミアリーグ史上最年少デビューとなった。
■3得点快勝で首位キープ
プレミアリーグ第8節ブレントフォード対アーセナルが現地時間9月18日に行われ、アウェイのアーセナルが3−0の勝利を収めている。アーセナルではベン・ホワイトやキーラン・ティアニー、グラニト・ジャカやトーマス・パーテイ、ガブリエウ・ジェズスなどがスタメン入り。日本代表DF冨安健洋はベンチスタートとなり、86分に途中出場を果たした。
先制点が生まれたのは前半17分。ブカヨ・サカの右CKにウィリアン・サリバがニアでヘディング。これがファーサイドのポストに当たりゴールに吸い込まれた。さらに28分、ペナルティエリア手前左寄りの位置からジャカが浮き球のパスを送ると、ジェズスがヘディングシュート。これが決まって追加点を得る。
さらに49分、ファビオ・ビエイラのミドルシュートでアーセナルがリードを3点に広げる。その後、両者に得点は生まれずアウェイチームが3−0の勝利を収めた。アーセナルは勝ち点を18に伸ばし首位をキープ。2位マンチェスター・シティとは勝ち点差1となっている。
■史上最年少デビュー
この試合では歴史的な瞬間が生まれた。後半アディショナルタイム(AT)の92分、ビエイラに代わって15歳のヌワネリがプレミアリーグ初出場。プレミアリーグの公式ツイッターなどによると、ヌワネリは15歳181日でデビューを果たし、リバプールMFハーヴェイ・エリオットの16歳38日を抜いて史上最年少記録となったという。
ヌワネリの史上最年少デビューにツイッター上では「新時代の幕開けだ」や「2007年生まれって聞いて目玉飛び出そうになった」、「2007年生まれって、おいおい」など驚きと称賛の声があがっている。ATでの出場で出場時間が短いとはいえ、勝利して首位キープとなっただけにヌワネリにとって最高のデビューとなっただろう。