セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧(27)は、今月下旬にドイツ国内で行われるキリンチャレンジカップ2試合の日本代表メンバーに選出されている。そんな古橋亨梧は海外挑戦2年目を迎える中で成長したことを語った。19日、英紙『サン』が同選手のコメントを伝えている。

 古橋亨梧は昨年7月、ヴィッセル神戸からセルティックへ完全移籍すると、昨年末にかけてゴールを量産。ハムストリングの負傷により昨年12月から5カ月近くにわたり戦列を離れていたが、優勝プレーオフで全5試合に出場して4ゴールをあげるなど、セルティックのリーグ優勝に大きく貢献した。

 そして今季もリーグ戦全7試合に先発出場して6ゴールをマーク。今月3日に行われたレンジャーズとのダービーマッチで肩を負傷したものの、その後のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ2試合で出場している。

 そんな古橋亨梧には昨年10月、チームメイトのポルトガル人FWジョタ(22)が英紙『ザ・ヘラルド』のインタビューで「キョウゴは英語を話さないのが残念だし、(関係を築くのは)とても難しい」と語るなど、コミュニケーション面で注文をつけていた。

 ただ古橋亨梧本人は今月、現地メディアのインタビューに応じた際「プレシーズンからみんなと一緒に練習しましたけど、昨シーズンからずっとアンジェ・ポステコグルー監督のもとでプレーしています。個人的には英語が少しだけ理解できるようになり、自分から声をかけられるようになりました」と言語面での進歩を強調している。

 また初めてCLの舞台に立ったことについては「入場時にチャンピオンズリーグのアンセムが流れて、すごい歓声でしたね。いつも以上のパワーと熱気でサポーターが作り出す雰囲気に鳥肌が立ちました」と振り返っている。