フランスサッカー連盟(FFF)は19日、選手の肖像権に関する規約の改訂を発表した。

【写真】シンプルすぎて不評なフランス代表W杯ユニフォーム

事の発端は、今年3月にパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペの主張に始まった。

ムバッペは、フランス代表のチームスポンサーとの写真撮影への参加を拒否。肖像権の規約に関してFFFが改訂を拒否したことを受けての対応となった。

そのムバッペは、20日にフランス代表が新たなユニフォームでの写真撮影を予定していたが、これも拒否。同様の理由からだったとフランス『AFP』に明かした。

これを受けたFFFは、チームのエースであり顔でもあるムバッペの反応に対応。19日に声明を発表して改訂することを約束した。

「フランスサッカー連盟は、フランス代表チームのキャプテン、会長、監督、マーケティングマネージャーの立会いのもと、数回の話し合いを行った結果、フランス代表チームの選手に付随する肖像権に関する規約を短期間のうちに改定することを約束します」

「FFFは、選手が全会一致で表明した正当な懸念と信念を考慮し、その利益を確保できるような新しい合意の概要にに取り組む考えを支持しています」

ムバッペは、代表チームの選手は、選手が肖像権を持つべきだと考えているとのこと。果たして規約が改訂されてムバッペを含めた選手たちを納得させることができるだろうか。【写真】優等生スタイル?眼鏡姿のムバッペ