1986 FIFAワールドカップ メキシコ(メキシコW杯)の優勝国、試合日程・結果、グループ組み合わせ、対戦カード、サッカー日本代表の成績について紹介します。
目次
- ワールドカップ1986 大会概要
- ワールドカップ1986 大会日程・結果
- 日本代表の結果・順位は?
- まとめ
ワールドカップ1986 大会概要
大会正式名
「1986 FIFAワールドカップ メキシコ」です。
開催国
メキシコで開催されました。試合はメキシコシティ、グアダラハラ、プエブラ、モンテレイ、ケレタロ、レオン、ネサワルコヨトル、イラプアト、トルーカの9都市12会場で行われました。
開催期間
1986年5月31日から6月29日にわたって行われました。
概要
ワールドカップ1986はコロンビアで開催される予定でした。しかしコロンビアの経済状態が悪化したことを受けて、1983年にコロンビアの大会組織委員会が開催権を返上しました。代わりに主催することになったのがメキシコ。ワールドカップ1970でもホスト国を務めており、16年ぶり2回目の開催地となりました。ワールドカップ1986開幕直前の1985年に、メキシコで大地震が発生。開催が不安視されていましたが、無事に実施されました。
ワールドカップ1986の方式は、前回大会のワールドカップ1982から大きく変更されました。これまでと同様に24チームが参加し、グループステージは4チームごとに6つのグループへと分けられました。しかし2次リーグは行わず、16カ国によるトーナメント方式へと変更されました。そのため、各グループの1位と2位、それに3位のチームの中で勝ち点の多い上位4チームの合計16チームがノックアウトステージへと進出することになりました。
ワールドカップ1986はディエゴ・マラドーナ選手の大会として人々に記憶されています。選手として絶頂期にあったマラドーナ選手が、エースとしてアルゼンチンを優勝に導きました。中でも有名な場面は、準々決勝のイングランド戦で生まれた2つのゴールです。スコアレスで迎えた51分、ヘディングシュートを狙ったマラドーナ選手でしたが、ボールは手に当たってゴールネットを揺らしました。しかし得点が認められ、「神の手ゴール」として今でもなお語り継がれています。
圧巻は54分に生まれた2点目です。ハーフウェイライン付近からドリブルを開始したマラドーナ選手は、ひらりひらりと相手選手を抜き去り、最後はゴールキーパーのシルトン選手を含めて5選手を抜き去る「5人抜き」によりゴールを決めました。
ワールドカップ1986の準優勝は西ドイツ、3位はフランス、4位はベルギーでした。ゴールデンボール(大会MVP)はマラドーナ選手が受賞。シルバーボールは西ドイツのハラルト・シューマッハー選手、ブロンズボールはデンマークのプレーベン・エルケーア・ラルセン選手が受賞しました。ゴールデンシューズ(得点王)は、大会中6得点を挙げたイングランドのゲーリー・リネカー選手。マラドーナ選手は5ゴールで、ブラジルのカレカ選手、スペインのエミリオ・ブトラゲーニョ選手と並んで2位でした。
ワールドカップ1986は、アフリカ勢の活躍が目立った大会でもありました。4大会ぶり2回目の出場となったモロッコは、グループFでイングランド、ポーランド、ポルトガルを抑えて首位でノックアウトステージに進出。ラウンド16で、準優勝した西ドイツに敗れましたが、アフリカ勢として初めてグループステージを突破したチームになりました。
そのほか、ダークホースとして警戒されていたソ連とデンマークは、フランス、西ドイツの強豪を抑えてグループステージを1位で突破しました。UEFA欧州選手権1984でベスト4となったポルトガルは、グループステージ初戦のイングランド戦、続くポーランド戦の間に、選手たちが練習をボイコット。その影響からか最終戦でモロッコに敗れて大会を去りました。また、初出場となったカナダとイラクは、ともに3連敗で敗退しています。
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ワールドカップ1986 大会日程・結果
順位 |
国名 |
1位 |
アルゼンチン(2回目) |
2位 |
西ドイツ |
3位 |
フランス |
4位 |
ベルギー |
優勝国はアルゼンチン
ワールドカップ1986の準優勝国は西ドイツでした。ワールドカップ1982で決勝に進出するもイタリアに敗れて涙を飲んだ西ドイツ。しかし、ワールドカップ1986ではそれほど前評判は高いものではありませんでした。
デンマーク、ウルグアイ、スコットランドと同じグループEでの戦いは苦しいものとなりました。初戦のウルグアイ戦では1点ビハインドで迎えた終盤の84分にクラウス・アロフス選手のゴールで辛くも追いつきドローに持ち込みました。スコットランド戦では1-1で迎えた49分にアロフス選手が決勝ゴールを奪って2-1の辛勝。最終戦はデンマークとのグループ首位をかけた対戦となりましたが、0-2で敗れてグループ2位でノックアウトステージに進みました。
ラウンド16では、アフリカ勢で初のノックアウトステージ進出となったモロッコと対戦。試合終盤までゴールが奪えない重苦しい展開のなか、87分にローター・マテウス選手のFKが決まり、西ドイツが勝利しました。続く準々決勝ではメキシコと対戦すると、120分を戦って0-0となり、勝敗はPK戦に委ねられました。するとPK戦を4-1で制して準決勝進出を決めました。
準決勝ではフランスと対戦。9分にアンドレアス・ブレーメ選手のゴールが決まると、89分にはルディ・フェラー選手が追加点を奪い、2-0で勝利しました。2大会連続となる決勝ではアルゼンチンに2点を先行されるも、そこから「ゲルマン魂」を発揮。74分にカール=ハインツ・ルンメニゲ選手、80分にフェラー選手のゴールで同点に追いつきます。しかし83分に決勝点を奪われて勝負あり、2大会連続で準優勝に終わりました。
準優勝国は西ドイツ
準優勝したのは西ドイツ。前回大会のワールドカップ1982とは違い前評判は低く、。デンマーク、ウルグアイ、スコットランドと同組のグループEに入りました。
グループリーグでは苦戦をし、1勝1分1敗の2位で決勝トーナメントに進みます。1回戦ではモロッコを相手にローター・マテウス選手のFKでの1ゴールを守りきって勝利。準々決勝ではメキシコと対戦し、0-0のままPK戦で勝利して準決勝進出を決めます。フランスとの準決勝では、アンドレアス・ブレーメ選手、ルディ・フェラー選手の2人がゴールを決めて勝ちきります。世代交代の過渡期で苦戦の連続でしたが、因縁のフランスを退けて2大会連続で決勝に進みました。
アルゼンチン代表との決勝ではディエゴ・マラドーナ選手を抑えながらも前半21分にホセ=ルイス・ブラウン選手、後半10分にホルヘ・バルダーノ選手にゴールを許す苦しい展開となりました。その後後半28分にルンメニゲ選手、更に36分にはルディ・フェラー選手がゴールを挙げて一時は同点に追いつく粘りを見せましたが、3分後に攻めあがった裏をマラドーナ選手にスルーパスで突かれ、独走したホルヘ・ブルチャガ選手に決められて2-3で敗れ、準優勝となりました。
決勝戦のアルゼンチン戦での2点リードされた状況から同点に追いつく粘り強い試合運びは、お家芸の「ゲルマン魂」を発揮したものでした。
3位はフランス
ワールドカップ1986の3位はフランスです。欧州選手権1984で初の欧州チャンピオンに輝いたフランスは、ワールドカップ1986でも優勝候補の1つと考えられていました。将軍ミシェル・プラティニを擁するフランスは、ソビエト連邦、ハンガリー、カナダとグループCで対戦。初戦のカナダ戦は、79分に生まれたジャン=ピエール・パパン選手のゴールで辛くも勝利。ソビエト連邦戦は1-1の引き分けに終わり。ハンガリー戦は3-0と快勝。グループ2位でノックアウトステージに進出しました。
ラウンド16では、ワールドカップ1982で優勝したイタリアと対戦しました。15分にプラティニ選手のゴールでリードすると、57分にはヤニック・ストピラ選手が追加点を奪って勝利。ディフェンディングチャンピオンを相手に、完勝となりました。
続く準々決勝ではブラジルと対戦。事実上の決勝戦と言われた一戦では、1点ビハインドで迎えた40分にプラティニ選手のゴールでフランスが追いつきます。そのまま延長戦でも決着がつかず、迎えたPK戦を4-3で制したフランスが準決勝進出となりました。しかし準決勝では西ドイツを相手に0-2の完敗。3位決定戦のベルギー戦は2-2で90分を終えると、104分にベルナール・ジャンジニ選手、111分にマニュエル・アモロス選手のゴールで4-2の勝利を収めました。
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ワールドカップ1986 決勝
日時 |
対戦カード |
1986年6月29日 |
アルゼンチン 3-2 西ドイツ |
ワールドカップ1986 3位決定戦
日時 |
対戦カード |
1986年6月28日 |
フランス 4-2(延長) ベルギー |
ワールドカップ1986 準決勝
日時 |
対戦カード |
1986年6月25日 |
フランス 0-2 西ドイツ |
1986年6月25日 |
アルゼンチン 2-0 ベルギー |
ワールドカップ1986 準々決勝
日時 |
対戦カード |
1986年6月21日 |
ブラジル 1-1(延長:PK戦3-4) フランス |
1986年6月21日 |
西ドイツ 0-0(延長:PK戦4-1) メキシコ |
1986年6月22日 |
アルゼンチン 2-1 イングランド |
1986年6月22日 |
スペイン 1-1(延長:PK戦4-5) ベルギー |
ワールドカップ1986 ラウンド16
日時 |
対戦カード |
1986年6月15日 |
メキシコ 2-0 ブルガリア |
1986年6月15日 |
ソビエト連邦 3-4(延長) ベルギー |
1986年6月16日 |
ブラジル 4-0 ポーランド |
1986年6月16日 |
アルゼンチン 1-0 ウルグアイ |
1986年6月17日 |
イタリア 0-2 フランス |
1986年6月17日 |
モロッコ 0-1 西ドイツ |
1986年6月18日 |
イングランド 3-0 パラグアイ |
1986年6月18日 |
デンマーク 1-5 スペイン |
ワールドカップ1986 グループA
順位 |
チーム |
勝 |
分 |
敗 |
差 |
点 |
1 |
アルゼンチン |
2 |
1 |
0 |
+4 |
6 |
2 |
イタリア |
1 |
2 |
0 |
+1 |
4 |
3 |
ブルガリア |
0 |
2 |
1 |
-2 |
2 |
4 |
韓国 |
0 |
1 |
2 |
-3 |
1 |
日時 |
対戦カード |
1986年5月31日 |
ブルガリア 1-1 イタリア |
1986年6月2日 |
アルゼンチン 3-1 韓国 |
1986年6月5日 |
イタリア 1-1 アルゼンチン |
1986年6月5日 |
韓国 1-1 ブルガリア |
1986年6月10日 |
韓国 2-3 イタリア |
1986年6月10日 |
アルゼンチン 2-0 ブルガリア |
ワールドカップ1986 グループB
順位 |
チーム |
勝 |
分 |
敗 |
差 |
点 |
1 |
メキシコ |
2 |
1 |
0 |
+2 |
5 |
2 |
パラグアイ |
1 |
2 |
0 |
+1 |
4 |
3 |
ベルギー |
1 |
1 |
1 |
0 |
3 |
4 |
イラク |
0 |
0 |
3 |
-3 |
0 |
日時 |
対戦カード |
1986年6月3日 |
ベルギー 1-2 メキシコ |
1986年6月4日 |
パラグアイ 1-0 イラク |
1986年6月7日 |
メキシコ 1-1 パラグアイ |
1986年6月8日 |
イラク 1-2 ベルギー |
1986年6月11日 |
パラグアイ 2-2 ベルギー |
1986年6月11日 |
イラク 0-1 メキシコ |
ワールドカップ1986 グループC
順位 |
チーム |
勝 |
分 |
敗 |
差 |
点 |
1 |
ソビエト連邦 |
2 |
1 |
0 |
+8 |
5 |
2 |
フランス |
2 |
1 |
0 |
+4 |
5 |
3 |
ハンガリー |
1 |
0 |
2 |
-7 |
2 |
4 |
カナダ |
0 |
0 |
3 |
-5 |
0 |
日時 |
対戦カード |
1986年6月1日 |
カナダ 0-1 フランス |
1986年6月2日 |
ソビエト連邦 6-0 ハンガリー |
1986年6月5日 |
フランス 1-1 ソビエト連邦 |
1986年6月6日 |
ハンガリー 2-0 カナダ |
1986年6月9日 |
ハンガリー 0-3 フランス |
1986年6月9日 |
ソビエト連邦 2-0 カナダ |
ワールドカップ1986 グループD
順位 |
チーム |
勝 |
分 |
敗 |
差 |
点 |
1 |
ブラジル |
3 |
0 |
0 |
+5 |
6 |
2 |
スペイン |
2 |
0 |
1 |
+3 |
4 |
3 |
北アイルランド |
0 |
1 |
2 |
-4 |
1 |
4 |
アルジェリア |
0 |
1 |
2 |
-4 |
1 |
日時 |
対戦カード |
1986年6月1日 |
スペイン 0-1 ブラジル |
1986年6月3日 |
アルジェリア 1-1 北アイルランド |
1986年6月6日 |
ブラジル 1-0 アルジェリア |
1986年6月7日 |
北アイルランド 1-2 スペイン |
1986年6月12日 |
北アイルランド 0-3 ブラジル |
1986年6月12日 |
アルジェリア 0-3 スペイン |
ワールドカップ1986 グループE
順位 |
チーム |
勝 |
分 |
敗 |
差 |
点 |
1 |
デンマーク |
3 |
0 |
0 |
+8 |
6 |
2 |
西ドイツ |
1 |
1 |
1 |
-1 |
3 |
3 |
ウルグアイ |
0 |
2 |
1 |
-5 |
2 |
4 |
スコットランド |
0 |
1 |
2 |
-2 |
1 |
日時 |
対戦カード |
1986年6月4日 |
ウルグアイ 1-1 西ドイツ |
1986年6月4日 |
スコットランド 0-1 デンマーク |
1986年6月8日 |
西ドイツ 2-1 スコットランド |
1986年6月8日 |
デンマーク 6-1 ウルグアイ |
1986年6月13日 |
デンマーク 2-0 西ドイツ |
1986年6月13日 |
スコットランド 0-0 ウルグアイ |
ワールドカップ1986 グループF
順位 |
チーム |
勝 |
分 |
敗 |
差 |
点 |
1 |
モロッコ |
1 |
2 |
0 |
+2 |
4 |
2 |
イングランド |
1 |
1 |
1 |
+2 |
3 |
3 |
ポーランド |
1 |
1 |
1 |
-2 |
3 |
4 |
ポルトガル |
1 |
0 |
2 |
-2 |
2 |
日時 |
対戦カード |
1986年6月2日 |
モロッコ 0-0 ポーランド |
1986年6月3日 |
ポルトガル 1-0 イングランド |
1986年6月6日 |
イングランド 0-0 モロッコ |
1986年6月7日 |
ポーランド 1-0 ポルトガル |
1986年6月11日 |
イングランド 3-0 ポーランド |
1986年6月11日 |
ポルトガル 1-3 モロッコ |
ワールドカップ1986 各組3位チーム
順位 |
チーム |
勝 |
分 |
敗 |
差 |
点 |
1 |
ベルギー |
1 |
1 |
1 |
0 |
3 |
2 |
ポーランド |
1 |
1 |
1 |
-2 |
3 |
3 |
ブルガリア |
0 |
2 |
1 |
-2 |
2 |
4 |
ウルグアイ |
0 |
2 |
1 |
-5 |
2 |
5 |
ハンガリー |
1 |
0 |
2 |
-6 |
2 |
6 |
北アイルランド |
0 |
1 |
2 |
-4 |
1 |
ワールドカップ1986 決勝
日時 |
対戦カード |
1986年6月29日 |
アルゼンチン 3-2 西ドイツ |
ワールドカップ1986 3位決定戦
日時 |
対戦カード |
1986年6月28日 |
フランス 4-2(延長) ベルギー |
ワールドカップ1986 準決勝
日時 |
対戦カード |
1986年6月25日 |
フランス 0-2 西ドイツ |
1986年6月25日 |
アルゼンチン 2-0 ベルギー |
ワールドカップ1986 準々決勝
日時 |
対戦カード |
1986年6月21日 |
ブラジル 1-1(延長:PK戦3-4) フランス |
1986年6月21日 |
西ドイツ 0-0(延長:PK戦4-1) メキシコ |
1986年6月22日 |
アルゼンチン 2-1 イングランド |
1986年6月22日 |
スペイン 1-1(延長:PK戦4-5) ベルギー |
ワールドカップ1986 ラウンド16
日時 |
対戦カード |
1986年6月15日 |
メキシコ 2-0 ブルガリア |
1986年6月15日 |
ソビエト連邦 3-4(延長) ベルギー |
1986年6月16日 |
ブラジル 4-0 ポーランド |
1986年6月16日 |
アルゼンチン 1-0 ウルグアイ |
1986年6月17日 |
イタリア 0-2 フランス |
1986年6月17日 |
モロッコ 0-1 西ドイツ |
1986年6月18日 |
イングランド 3-0 パラグアイ |
1986年6月18日 |
デンマーク 1-5 スペイン |
ワールドカップ1986 グループA
順位 |
チーム |
勝 |
分 |
敗 |
差 |
点 |
1 |
アルゼンチン |
2 |
1 |
0 |
+4 |
6 |
2 |
イタリア |
1 |
2 |
0 |
+1 |
4 |
3 |
ブルガリア |
0 |
2 |
1 |
-2 |
2 |
4 |
韓国 |
0 |
1 |
2 |
-3 |
1 |
日時 |
対戦カード |
1986年5月31日 |
ブルガリア 1-1 イタリア |
1986年6月2日 |
アルゼンチン 3-1 韓国 |
1986年6月5日 |
イタリア 1-1 アルゼンチン |
1986年6月5日 |
韓国 1-1 ブルガリア |
1986年6月10日 |
韓国 2-3 イタリア |
1986年6月10日 |
アルゼンチン 2-0 ブルガリア |
ワールドカップ1986 グループB
順位 |
チーム |
勝 |
分 |
敗 |
差 |
点 |
1 |
メキシコ |
2 |
1 |
0 |
+2 |
5 |
2 |
パラグアイ |
1 |
2 |
0 |
+1 |
4 |
3 |
ベルギー |
1 |
1 |
1 |
0 |
3 |
4 |
イラク |
0 |
0 |
3 |
-3 |
0 |
日時 |
対戦カード |
1986年6月3日 |
ベルギー 1-2 メキシコ |
1986年6月4日 |
パラグアイ 1-0 イラク |
1986年6月7日 |
メキシコ 1-1 パラグアイ |
1986年6月8日 |
イラク 1-2 ベルギー |
1986年6月11日 |
パラグアイ 2-2 ベルギー |
1986年6月11日 |
イラク 0-1 メキシコ |
ワールドカップ1986 グループC
順位 |
チーム |
勝 |
分 |
敗 |
差 |
点 |
1 |
ソビエト連邦 |
2 |
1 |
0 |
+8 |
5 |
2 |
フランス |
2 |
1 |
0 |
+4 |
5 |
3 |
ハンガリー |
1 |
0 |
2 |
-7 |
2 |
4 |
カナダ |
0 |
0 |
3 |
-5 |
0 |
日時 |
対戦カード |
1986年6月1日 |
カナダ 0-1 フランス |
1986年6月2日 |
ソビエト連邦 6-0 ハンガリー |
1986年6月5日 |
フランス 1-1 ソビエト連邦 |
1986年6月6日 |
ハンガリー 2-0 カナダ |
1986年6月9日 |
ハンガリー 0-3 フランス |
1986年6月9日 |
ソビエト連邦 2-0 カナダ |
ワールドカップ1986 グループD
順位 |
チーム |
勝 |
分 |
敗 |
差 |
点 |
1 |
ブラジル |
3 |
0 |
0 |
+5 |
6 |
2 |
スペイン |
2 |
0 |
1 |
+3 |
4 |
3 |
北アイルランド |
0 |
1 |
2 |
-4 |
1 |
4 |
アルジェリア |
0 |
1 |
2 |
-4 |
1 |
日時 |
対戦カード |
1986年6月1日 |
スペイン 0-1 ブラジル |
1986年6月3日 |
アルジェリア 1-1 北アイルランド |
1986年6月6日 |
ブラジル 1-0 アルジェリア |
1986年6月7日 |
北アイルランド 1-2 スペイン |
1986年6月12日 |
北アイルランド 0-3 ブラジル |
1986年6月12日 |
アルジェリア 0-3 スペイン |
ワールドカップ1986 グループE
順位 |
チーム |
勝 |
分 |
敗 |
差 |
点 |
1 |
デンマーク |
3 |
0 |
0 |
+8 |
6 |
2 |
西ドイツ |
1 |
1 |
1 |
-1 |
3 |
3 |
ウルグアイ |
0 |
2 |
1 |
-5 |
2 |
4 |
スコットランド |
0 |
1 |
2 |
-2 |
1 |
日時 |
対戦カード |
1986年6月4日 |
ウルグアイ 1-1 西ドイツ |
1986年6月4日 |
スコットランド 0-1 デンマーク |
1986年6月8日 |
西ドイツ 2-1 スコットランド |
1986年6月8日 |
デンマーク 6-1 ウルグアイ |
1986年6月13日 |
デンマーク 2-0 西ドイツ |
1986年6月13日 |
スコットランド 0-0 ウルグアイ |
ワールドカップ1986 グループF
順位 |
チーム |
勝 |
分 |
敗 |
差 |
点 |
1 |
モロッコ |
1 |
2 |
0 |
+2 |
4 |
2 |
イングランド |
1 |
1 |
1 |
+2 |
3 |
3 |
ポーランド |
1 |
1 |
1 |
-2 |
3 |
4 |
ポルトガル |
1 |
0 |
2 |
-2 |
2 |
日時 |
対戦カード |
1986年6月2日 |
モロッコ 0-0 ポーランド |
1986年6月3日 |
ポルトガル 1-0 イングランド |
1986年6月6日 |
イングランド 0-0 モロッコ |
1986年6月7日 |
ポーランド 1-0 ポルトガル |
1986年6月11日 |
イングランド 3-0 ポーランド |
1986年6月11日 |
ポルトガル 1-3 モロッコ |
ワールドカップ1986 各組3位チーム
順位 |
チーム |
勝 |
分 |
敗 |
差 |
点 |
1 |
ベルギー |
1 |
1 |
1 |
0 |
3 |
2 |
ポーランド |
1 |
1 |
1 |
-2 |
3 |
3 |
ブルガリア |
0 |
2 |
1 |
-2 |
2 |
4 |
ウルグアイ |
0 |
2 |
1 |
-5 |
2 |
5 |
ハンガリー |
1 |
0 |
2 |
-6 |
2 |
6 |
北アイルランド |
0 |
1 |
2 |
-4 |
1 |
※表内の日時は全て現地時間
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日本代表の結果・順位は?
予選での日本の活躍
ワールドカップ1986のアジア予選は28チームが参加しました。しかしチャイニーズタイペイはオセアニア予選に出場することになり、オマーンとイランは予選を辞退、レバノンも途中棄権となり、最終的には24チームが参加することになりました。
ワールドカップ1986のアジア予選は、西地区の13チームをゾーンA、東地区の14チームをゾーンBに分けて実施されました。1次予選では、各ゾーンごとに3チームまたは4チームを1つのグループとし、4組に分かれてホーム&アウェイの2順総当たり戦を実施し、各グループの首位が2次予選に進出します。2次予選では、勝ち上がった4チームでホーム&アウェイのノックアウトステージを実施。各ゾーンで勝ち上がった1チームずつに、本大会の出場権が与えられました。
ゾーンBの日本は、1次予選でグループ4Bに組み込まれ、北朝鮮、シンガポールと対戦。3勝1分の無敗でグループ首位に立ち、2次予選に挑みました。2次予選初戦ではグループ4Aを突破した香港と対戦。初戦を3-0、2戦目を2-1で勝利し、日本が2連勝で最終戦へと駒を進めました。最終戦では宿敵・韓国と対戦。しかし国立競技場で行われた1戦目を1-2で落とすと、敵地での2戦目も0-1で敗戦。ワールドカップ出場の夢は絶たれました。
なお、当時は森孝慈(もり たかじ)監督が日本代表を率いていました。メンバーはGK松井清隆(まつい きよたか)選手、DF松木安太郎(まつき やすたろう)選手、DF加藤久(かとう ひさし)選手、DF石神良訓(いしがみ よしのり)選手、DF都並敏史(つなみ さとし)選手、MF西村昭宏(にしむら あきひろ)選手、MF宮内聡(みやうち さとし)選手、MF木村和司(きむら かずし)選手、MF水沼貴史(みずぬま たかし)選手、MF戸塚哲也(とつか てつや)選手、FW原博実(はら ひろみ)選手でした。
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まとめ
今回はメキシコで開催されたワールドカップ1986の大会結果や優勝したアルゼンチンの戦いぶりなどについて詳しくお伝えしました。さまざまなドラマが生まれてきたワールドカップですが、ワールドカップ1986はマラドーナ選手の「神の手ゴール」と「5人抜きドリブル」が同時に生まれた印象に残る大会でした。開催中のワールドカップ2022では、どんなドラマが待っているのでしょうか?