9月のインターナショナルウィークを終え、カタール・ワールドカップに出場する32か国は、それぞれチームを固めていく段階にある。

 英紙『The Guardian』は9月28日、本大会に向けた32チームのランキングを更新。森保一監督率いる日本を5ランクアップの20位とした。

 日本はドイツのデュッセルドルフで行われたキリンチャレンジカップ2022で、アメリカに2-0と勝利。エクアドルと0-0で引き分けている。

 同紙は「アメリカ戦、エクアドル戦と、2試合での堅実なパフォーマンスは、11月17日にドバイで行われるカナダとの最後のウォームアップマッチを前に、ハジメ・モリヤスのチームにさらなる自信を与えただろう」と評した。

「だが、グループステージでドイツ、スペインと対戦しなければいけないという大きな挑戦を控えるだけに、4度目の決勝トーナメント進出のチャンスを手にするには、日本はもっと決定力をつける必要があるだろう」

【動画】エクアドル戦後に流暢なスペイン語で海外メディアのインタビューに対応する久保
 また、日本と同組であるグループEのライバルたちは、スペインが3位、ドイツが5位と順位は変わらず。コスタリカが31位と2ランクダウンになっている。The Guardianは、ドイツについても「ハンジ・フリック監督の魅力的なスタイルでプレーしているが、まだ勝負強さを欠いている」と評した。

 なお、全体ではブラジルが順位をひとつ上げてトップに立ち、入れ替わってアルゼンチンが2位に転落。4位に変わらずオランダが入り、6位デンマークと7位フランスが順位を入れ替えている。

 8位には5ランクアップのクロアチア。1ランクダウンの9位イングランドが続き、10位にも5ランクアップのセルビアが入った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部