ブンデスリーガ第8節が9月31日、1日に各地で行われた。
MF遠藤航とDF伊藤洋輝が先発したシュトゥットガルトは、敵地でヴォルフスブルクと対戦。22分、攻め上がった伊藤が左足でボールを送ると、ゴール前のセール・ギラシが合わせて先制に成功する。シュトゥットガルトは直後に追いつかれ、さらに逆転弾も許したものの、前半終了間際に再び追いつく。だがイーブンのまま進んだ90+1分、ヴォルフスブルクに決勝点を奪われ万事休した。なお、遠藤はシュートを打った際に負傷し68分に交代。アシストを記録した伊藤はフル出場している。
MF堂安律が右サイドハーフで先発したフライブルクはマインツと対戦。開始3分、フライブルクは右サイドを連携で崩すと、堂安が華麗にスルーしたボールからミヒャエル・グレゴリッツがミドルシュートを決めて先制。さらに37分にも追加点をあげてリードを広げると、後半には1点を返されたものの、2-1で勝利した。これにより、フライブルクは順位を2位にまで上げている。
MF鎌田大地とMF長谷部誠が先発したフランクフルトは、ホームで首位ウニオン・ベルリンと対戦。12分、右サイドを攻略したフランクフルトは、折り返しをマリオ・ゲッツェが流し込んで先制する。さらに42分に追加点を奪うと、後半にはランダル・コロ・ムアニが退場したものの、守っては長谷部らを中心とした守備陣が首位相手にクリーンシートを達成。2-0と勝利し、連勝で順位を5位に上げた。なお、ベンチ入りしたウニオン・ベルリンの原口元気は出場機会がなかった。
リーグ戦では直近4試合未勝利のバイエルンは、ホームでレヴァークーゼンと対戦。開始3分にレロイ・サネのゴールで幸先よく先制すると、前半のうちにジャマル・ムシアラ、サディオ・マネが追加点をあげる。そして83分にはトーマス・ミュラーが仕上げのダメ押しゴールを決め、4-0での快勝を果たした。
ドルトムントは敵地でケルンと対戦。ユリアン・ブラントの先制ゴールで前半をリードで終えたものの、後半に入ると4分間で2失点を喫し、ケルンに逆転を許す。さらに追加点を奪われると、終盤に1点を返したものの反撃及ばず。2-3で敗れ、今季8試合で3敗目を喫した。
そのほか、ライプツィヒは浅野拓磨が欠場したボーフムに4-0で快勝。板倉滉が戦線を離脱しているボルシアMGは、敵地でブレーメンに1-5の大敗を喫した。
ブンデスリーガ第8節の結果は以下の通り。
■ブンデスリーガ第8節
▼9月31日開催
バイエルン 4-0 レヴァークーゼン
▼1日開催
ライプツィヒ 4-0 ボーフム
フライブルク 2-1 マインツ
ケルン 3-2 ドルトムント
フランクフルト 2-0 ウニオン・ベルリン
ヴォルフスブルク 3-2 シュトゥットガルト
ブレーメン 5-1 ボルシアMG
▼2日開催
ヘルタ・ベルリン vs ホッフェンハイム
シャルケ vs アウクスブルク