■10月1日/プレミアリーグ第9節 リバプール3ー3ブライトン

 10月1日、サッカー日本代表FW三笘薫が所属するブライトンがリバプールと対戦。敵地・アンフィールドに乗り込んだ。

 現在、中位に沈んでるとはいえ、強力な選手をそろえるホームチーム相手にブライトンは2得点を奪取。前半4分、同18分にFWトロサールが立て続けにゴールを決めたのだ。アウェイチームが大きくリードする展開となったが、リバプールはFWフィルミーノの2ゴールで同点に。そして後半18分、オウンゴールでリバプールが逆転する。

 その直後の後半21分にピッチに送り出されたのが、日本代表FW三笘薫だ。三笘は左サイドで何度もドリブルを披露。対峙したイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドを振り切って中にクロスを送るなど、三笘らしさ全開でアウェイチームにチャンスをもたらす。

 そして後半38分、ブライトンが同点ゴールを奪ったのだが、それをもたらしたのが三笘だ。左サイド深くから、左足クロスを上げる。元カメルーン代表DFマティプがコースを切る中で、日本代表ドリブラーが半分だけかわした状態で上げたクロスが見事FWトロサールへとつながる。これを背番号11が左足で合わせたことで、スコアを3-3としたのだ。トロサールはさらに、このゴールでハットトリックを達成。チームにもエースストライカーにも三笘が大きなプレゼントをしてみせた。

■チームは暫定4位に!

 三笘は9月23日のアメリカ戦に途中出場、27日のエクアドル戦では先発出場しており、この試合が代表活動後、直近のリーグ戦。この試合もベンチスタートとなったが、見事に結果を残して見せた。

 ブライトンは勝点を14に伸ばし、現在、暫定ながら4位。監督を引き抜かれる事態に遭遇したが、それでも好調さは持続。三笘と個人してもアメリカ戦でのドリブルゴールに続く、好調さを見せつけた。