【プレミアリーグ】アーセナル3-1トッテナム(日本時間10月1日/エミレーツ・スタジアム)

ロンドンを2分する白熱のノースロンドン・ダービーで、敵将が思わず笑ってしまうような、美しすぎるミドルシュートが決まった。解説を務めた戸田和幸氏も「単純にシュートがうまい」と舌を巻く一発に視聴者たちも大興奮した。

【映像】時を止める… 完璧なコースに刺さるミドルシュート

プレミアリーグで首位を走るアーセナルが、エミレーツ・スタジアムにトッテナムを迎えたノースロンドン・ダービー。立ち上がりからホームチームがボールを保持して、試合の主導権を握る。

20分のシーンも、アーセナルが長い時間、右へ左へとボールを回してトッテナムに揺さぶりをかけていた。どこで攻撃のスピードがアップするのか。視聴者の目も釘付けとなっていた時間帯だった。

すると右サイドのイングランド代表MFサカにボールが渡ったところで、スイッチが入る。相手のマーク2人を引き連れて、少し縦に侵入。クロスを入れるふりをしながら、タイミングをずらした横パスを入れると、ボールはホワイトを経由して中央に構えたガーナ代表MFトーマスの下へ。右足ダイレクトで放たれた『ゴールへのパス』とも言える美しい弾道のシュートは、GKの手が届かない右上の隅の完璧なコースへと吸い込まれ、アーセナルが先制点を奪った。

このビューティフルゴールにスタジアムは大歓声。さらに敵将であるコンテ監督の苦笑いするシーンが現地映像に映し出された。

戸田氏はこの先制点について「スパーズからすると、クロスに対する準備とボールを下げたところの対応が遅れた。ただ、引き付けて、引きつけて、フリーな選手にシュートを打たせるのはアーセナルの良さ」と両チームの視点で解説。さらに「あとは単純にシュートがうまいですね。外側から巻いてきている」とトーマスのシュートを称賛した。

さらにABEMAの視聴者も「コンテも笑ってるわ」「パーティー砲来たっしょ!!!!」「GKノーチャンスやわこれは」「トーマスのゴール気持ちよすぎだろ!」といったコメントが並んだ。

先生したアーセナルはその後PKから同点ゴールを献上するも、49分にブラジル代表FWガブリエウ・ジェズス、67分にスイス代表ジャカのゴールで勝利。プレミアリーグ首位を維持している。

(ABEMA/プレミアリーグ)