【プレミアリーグ】アーセナル3－1トッテナム（日本時間10月1日／エミレーツ・スタジアム）

絶好調のイングランド代表MFサカが仕掛けた、“時を止めるカットイン”。2人でマークしていたにもかかわらず、一瞬のフェイントで相手の動きを止めて左足を一閃。最終的にはこぼれ球につめた味方のゴールとなったが、「実質サカ」のゴールだったと視聴者は盛り上がる一幕があった。

【映像】時を止めるカットイン

プレミアリーグで首位に立つアーセナルが、エミレーツ・スタジアムにトッテナムを迎えたノースロンドン・ダービー。1－1で迎えた49分にその場面は訪れた。

右サイドに開いてボールを受けたサカがドリブルを仕掛けていく。トッテナムはクロアチア代表MFペリシッチが対応し、さらに韓国代表FWソン・フンミンも前線からプレスバックして、サカを挟み込もうとした。

そこにイングランド代表DFホワイトがオーバーラップを仕掛ける。ペリシッチがそちらに気を取られた瞬間、サカは一度マイナス方向にボールを運び出し、ペリシッチとソン・フンミンの間に角度をつけると、左足を一閃。ボールは二人の間を抜けてゴールに飛び、フランス代表GKロリスがこぼしたところにブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスが詰めた。

このシーンに、ABEMAの視聴者はコメント欄で「実質サカ」「サカのシュートうめぇ」とサカを称賛。さらに解説を務めた戸田和幸氏は「カットインシュートの状況を作り出してくれたのは、ホワイトのオーバーラップ。彼が走ってくれたおかげで、ペリシッチが離れて、サカはゴール方向にプレーできるチャンスを得ました」とホワイトの貢献度を語った。

このゴールで勝ち越しに成功したアーセナルは、67分にスイス代表MFジャカのゴールも決まり、ライバルクラブに完勝。なお、日本代表DF冨安健洋は89分にホワイトと交代でピッチに投入された。

（ABEMA／プレミアリーグ）